爬虫類の中で最も長生きするといわれているリクガメですが、リクガメといっても大小様々な種類がいます。
また、草食、肉食、といますが、基本的にはどのリクガメも雑食性で与えたものは何でも良く食べてくれます。
しかし、偏った餌の与え方をすると病気になったりしますのでバランスが大切です。
小型のリクガメであれば餌の量も少なくて済みますし飼育スペースもあまり場所をとらずにできます。
しかし、大型のリクガメとなると餌の量も多くいりますし、飼育スペースも広く確保する必要があります。
今回はこの大型種のリクガメの中でヒョウモンリクガメの飼育方法を記載させていただきます。
ヒョウモンリクガメは名前の通り、甲羅がヒョウのような模様に見えることから名づけられております。
アフリカ中部から南部にかけて生息が確認されております。
卵も一度に5個から30個と極端であり、年々生息数が減ってきております。
このヒョウモンリクガメは暑い日中は日陰などで休息しており、早朝、夕方の涼しい時間帯に活発に活動します。
飼育する際には基本的には他の乾燥地帯を好むリクガメと同様の飼育方法で大丈夫ですがヒョウモンリクガメは少しデリケートな面がありますので飼育する際には注意が必要です。
まず、他の種類のリクガメでヒョウモンリクガメより大きいサイズと一緒に飼育は避けておいたほうが良いでしょう。
遠慮気味な固体がいますので餌を食べれない個体が出てくる場合があります。
もし、別種同士で複数飼育をする際は大き目の飼育スペースを用意していただいて少しずつ時間をかけて慣らしていくようにしましょう。
ヒョウモンリクガメは飼育環境がなれてくればとても丈夫で簡単に育てることができます。
大きくなった固体は比較的飼育は簡単ですが、小さい子供の固体のうちはとてもデリケートですので単独飼育で小まめに体調管理をする必要があります。
ヒョウモンリクガメだけではありませんが、リクガメは全体的に便秘になりがちです。
自然化では想像できないぐらい活発に運動しておりますので便秘にはなりにくいようですが飼育下では飼育スペースが限られてきますのでどうしても便秘になりがちのようです。
ですので、小亀のうちは最低でも1日1回温浴をさせてあげると良いでしょう。
温浴とは38度から42度程度のお湯にリクガメが息できるぐらいの水深にして暖めてあげることです。
温浴をすることで便通がよくなり、食欲もでてきます。
温浴後は水分不足になりがちですので新鮮なお野菜をあげるようにしましょう。
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