爬虫類を飼育している方が最近ではとても増えてきております。
イヌやネコと違い、鳴かないし、結構人馴れをする点でとても人気が高いようです。
この爬虫類の中でも最近飼育者が増えてきているのが亀の飼育者が増えてきております。
亀はリクガメと水棲ガメに分けられますが、水棲ガメの中でも水陸両用で活動している亀がほとんどです。
しかし、水中でばかり生活している亀もいます。
一見スッポン?とまで思うぐらいスッポンに似ていますが、水棲ガメでスッポンモドキという亀がいます。
このスッポンモドキはとてもよく泳ぎ、海亀のように上手に水中を泳ぎます。
スッポンモドキと名前は付いていますが、水棲ガメであり、スッポンではありません。
スッポンモドキは昔はどこでも簡単に手に入り、多くの方が飼育している方がいました。
しかし、ここ数年で自然下の生息数が激減してきており、スッポンモドキの入手がとても難しくなりました。
スッポンモドキは小型のものが多く出回っており大きくても10cm程度のものが販売されております。
見た目は小さくてとても可愛いのでつい、購入してしまいがちですが、スッポンモドキはとても大きく成長します。
60cm水槽や90cm水槽では将来的に考えると飼育はできません。
またスッポンモドキはよく泳ぎ回りますので小型の内からでも60cm水槽では厳しいかもしれません。
スッポンモドキは小さいうちは90cmや120cm水槽でも飼育は可能ですが、成長していくと50cm以上になりますので150cm水槽は最低でも必要になります。
小型のうちは可愛くて飼育もしやすいですけど病気にも注意しなければいけません。
小型の時には多いのが、水カビが生えることがあります。
この原因は飼育水の汚損の原因の確率が高いです。
スッポンモドキはよく熱帯魚と一緒に飼育されている方が多いですが、魚類ではなく、爬虫類ですので、おとなしいスッポンモドキであっても混泳している魚たちへの危害の有無は保証できるものではありません。
基本的には爬虫類ですので魚との相性はNGと思って飼育していくとよいでしょう。
スッポンモドキの入手がとても難しくなってきております。
昔は3000円程度で売っていた時期もありましたが、今では2万から3万程度が相場となっているようです。
とても強くて飼育は容易ですのでウミガメのように泳ぎ回り可愛いところもありますので是非スッポンモドキの飼育に挑戦してみてください。
最近ではスッポンモドキのアルビノ固体が出回ってきていることもあり、通常固体より高額ですが、スッポンモドキの人気がとても高くなってきております。
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