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亀の飼い方~カメ飼育法~

クサガメにピッタリの環境

底砂は砂利を入れよう

クサガメはイシガメと飼育環境は似ており、水槽内には必ず砂利などの底砂を敷くようにしましょう。

底砂を敷かないと飼育水の汚れが酷く、水質の悪化と共に皮膚病になる可能性があります。

クサガメはイシガメより病気には強いですが、皮膚病にかかってしまうと治りにくいのはイシガメと同じです。

底砂を敷くことで餌の食べ残しや糞などを砂利の中に沈んでからバクテリアが分解してくれます。

また、底砂を敷くことでクサガメも環境に慣れるのが早くなり、落ち着くことができます。

甲羅干しのために

クサガメは自然下では日中に甲羅干しを行います。

河川や池の中で浮いて甲羅干しを行う器用なクサガメもいますが、多くの場合は陸場に上がって甲羅干しを行います。

飼育下でもこの甲羅干しができるように陸場を作ってあげる必要があります。

甲羅干しはクサガメにとってとても重要です。

甲羅干しをすることで、骨格が強くなり、骨折などの怪我もしにくくなります。

また、クサガメは脱皮をしますので綺麗な甲羅になるためには甲羅干しを強い太陽光でしていることが条件になります。

飼育下でもこの重要な甲羅干しができる環境づくりを行い水槽内にブロックなどの大き目の石を入れておきましょう。

気温と湿度

クサガメの環境で最も大切な飼育環境です。

クサガメは高温多湿にとても弱く、特に多湿による飼育水槽の蒸れにはとても弱いです。

クサガメの飼育では冬は冬眠をさせるか加温をさせるだけで問題はありませんが、夏場の多湿は予防がとても難しいです。

一般的には室内の空調で調整しますが、節電などを考えたうえで最も多い対策が冷却ファンの利用です。

水槽上部から冷却ファンを回していると湿度を下げる働きがあり、温度は高くても湿度は下がっていきます。

太陽の代用品

自然下では太陽がクサガメの栄養源になってくれます。

しかし、飼育下では餌以外に栄養源はありません。

飼育下でも自然下と同じように太陽の役割をするための代用品が必要になります。

特に冬場の管理は厳重注意しなければいけません。

太陽の代用品として利用するのが紫外線蛍光灯と保温球です。

この2つの電気を併用して利用することで太陽の光に近づけることができます。

紫外線ライトは10.0を使用し、保温球は夜でも生体に影響が少ない赤色の保温球を利用します。

飼育下では水替えの次にこの太陽の代用品が大切になってきます。

保温球に関しては夏場の猛暑などで室温が高い時は利用しないでも大丈夫ですが、紫外線ライトは必需品です。


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