河川に生息している場合
クサガメは日本全国の河川に生息していますが、河川に生息しているクサガメの暮らし方、環境はどのようになっているのでしょうか。
日本の河川といっても色々な河川があります。
流れが速い河川や緩やかな河川などがありますが、クサガメは後者の緩やかな河川を好みます。
緩やかな河川に生息しているクサガメは日中は良く泳いで日当たりがいいところで甲羅干しを行っていることが多いようです。
甲羅干しを行って殺菌及び栄養分の吸収をすることが日課となっているクサガメが河川には多く生息しております。
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河川に生息しているクサガメの食事ですが、主に魚類を好み食べております。
また、河川敷にあがって雑草や昆虫類を食べるクサガメも多くいるようです。
河川に生息しているクサガメは野池に生息しているクサガメと比べると丈夫さが違ってきます。
野池育ちのクサガメより河川で育ったクサガメの方が断然強いです。
野池や湖に生息している場合
クサガメは河川だけにではなく野池や湖にも沢山のクサガメが生息しております。
この野池や湖に生息しているクサガメの暮らし方は野池や湖は河川に比べると穏やかなところが多く、行動範囲が広いようです。
河川に生息しているクサガメは流れが速い本流は苦手ですので本流から入り込んだ場所の緩やかな川で行動範囲は狭くなっているようです。
野池や湖の場合は基本的には水中で生活していることが多く、甲羅干しを行うときは池や湖の端まで上がって行うことがあるようです。
野池や湖で育っているクサガメの餌は基本生き餌ですが、ザリガニやエビなどの甲殻類やタニシなどの貝類を主食としていることが多くあります。
また、夜になると陸場に上がって行動することもあるようです。
野池や湖に生息しているクサガメは河川に生息しているものと何も変わりはありません。
野生固体は希少価値があり大切に飼育されております。
飼育下のクサガメ
飼育下のクサガメは基本的には行動範囲がとても少ないわりに良く食べてよく消化しているようです。
飼育下のクサガメと野生固体のクサガメの根本的な違いは餌になってきます。
飼育下のクサガメは人工飼料にも餌付いており、餌付けに苦労することがなく育てやすいです。
野性のクサガメは餌は生き餌中心なので栄養分も飼育下のクサガメと野生のクサガメでは変わってきます。
また、飼育下では甲羅干しは紫外線ライトで行い、春、夏、秋、冬と共に紫外線の強さが違うように季節感で紫外線の強さを調整するといいと思われます。
飼育下では冬眠もないため野生のクサガメと比べると成長スピードは冬眠している方が早いようです。
冬眠しているときは成長は止まりますが、冬眠をしないものは成長するスピードが野生固体より速くなれるようです。
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