珍しがられるカメ
ニホンイシガメとクサガメは日本を代表するかめであり日本のアチコチの河川に昔は生息しておりました。
ニホンイシガメより、クサガメのほうが性格が荒い物が多く協調性にも欠けるところがある個体が多いため、中々イシガメとクサガメが相性合うことはありませんが、固体により時々ニホンイシガメとクサガメで相性が合うものが現れます。
このニホンイシガメとクサガメの両者が交尾を行うことでウンキュウといわれる固体が生まれます。
このウンキュウと呼ばれているカメはとても珍しいカメです。
人工的に勾配したものは多くいますがウンキュウは自然で生まれた種類であります。
ウンキュウの種類
ウンキュウにはイシガメ型とクサガメ型の2種類に分けられます。
ウンキュウイシガメ型は色が明るめでイシガメの特徴が出ていてとても綺麗です。
ウンキュウクサガメ型はイシガメ型と違い色が黒っぽいところがありクサガメに近いカメです。
哺乳類で言うと雑種みたいなものですが、ウンキュウの場合はオスの影響力を受けることが多いためウンキュウクサガメ型はオス側がクサガメ、メス側がイシガメのようです。
ウンキュウ同士でも交尾をすることがあります。
例えばウンキュウイシガメタイプ同士の交尾であれば同じイシガメタイプであり、クサガメタイプであればクサガメ同士で交尾をしたものを言います。
しかし、ウンキュウイシガメタイプとウンキュウクサガメタイプとが交尾してもウンキュウが産まれますが、種類が分からなくなるので総称してウンキュウと呼ばれていくようになりました。
他種の雑種とウンキュウの違い
ウンキュウははっきり言うと雑種です。
しかし、ハナガメとミドリガメのハイブリッともいるようでこれらの雑種とは少し違います。
ウンキュウの場合はイシガメもクサガメも本来日本に生息しているものであり、ハナガメとミドリガメの雑種とはでき方が違います。
ハナガメとミドリガメの場合は人工的に捨てたカメ同士が繁殖したカメであります。
人間が勝手に放流したりして増えてきており最近ではカメの雑種がとても多い状況になっております。
ウンキュウの飼育法
ウンキュウはイシガメタイプであってもクサガメタイプであってもニホンイシガメの弱さが無いため飼育は容易です。
ウンキュウを飼育する注意点は冬の室内飼育での温度管理程度であります。
餌も基本的には雑食性で小魚や海老などを好んで食べる雑食性です。
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