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亀の飼い方~カメ飼育法~

ゼニガメとは

昔はゼニガメと言えばイシガメの赤ちゃんでしたが現代ではゼニガメと言えばクサガメの赤ちゃんを指します。

クサガメの赤ちゃんをゼニガメと言われるようになった理由はペットショップでの入荷が困難になってきたからです。

昔からミドリガメとゼニガメは小さい子供から大人までが飼育しており人気者でした。

しかし、現代ではイシガメの生息数が激減していることもあり、イシガメの幼体を安価で仕入れることが出来なくなったため、安価で仕入れができるクサガメの赤ちゃんをゼニガメと呼ばれるようになりました。

このゼニガメは成体のクサガメとは違いとてもデリケートな面があり、皮膚病にもかかりやすく甲ズレも起こりやすいため取り扱いには慎重にならなければいけません。

小さい子たちがペットとして飼育する方が多いですが、どうしてもゼニガメを触りたがります。

ゼニガメはあまり手で触ると甲羅が少し柔らかいため甲ズレを起こしてしまう可能性が高いためあまり、触らないようにしておきましょう。

ゼニガメの飼育環境

クサガメの幼体であるゼニガメの飼育環境は成体のクサガメより丁寧な環境作りが必要になります。

ゼニガメの時はあまり泳ぎが上手でないため水深は浅くしておき、泳ぐスペースより水中を歩けるような感じで最初は水を張るようにしましょう。

また、底には砂利を敷いてあげると良いでしょう。

砂利を敷くことで余分な汚れなどがクサガメの幼体にくっつくこともなく綺麗で清潔な状態が維持できます。

また、ゼニガメを飼育する点での注意事項ですが基本的には単独飼育を行うようにしてください。

単独飼育で行わなくても幼体のうちであれば複数飼育をしている方が多いですが、尾切れの心配や甲欠け、指とびの心配をしなければいけなくなります。

ゼニガメも爬虫類ですが、同じ爬虫類のトカゲのような尾の再生能力はゼニガメにはありませんので、複数飼育では注意が必要になってきます。

成長するにしたがって

クサガメは成長スピードは意外と速く、2年から3年で5cmから大きいものでは育っています。

大きくなるにつれて飼育水槽の汚れも早くなり、餌の量も多く、運動量も活発で多くなるため飼育するのに嫌気が指す方が増えてきます。

ミドリガメがいい例です。

お祭りでカメ釣り、カメすくいなどがあり、小さいうちは飼育していたが大きくなると手に負えなくなり川に逃がしたりする方が増えていました。

急に自然界に逃がしたとしてもゼニガメの場合は餌の確保ができませんので飢えて死ぬことが目に見えています。

飼育するときは安価で簡単に手に入れることができますが、ゼニガメはどういう性質で何年ぐらい生きるのかを調べてから責任を持って飼育するようにしましょう。


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