日本のカメと中国のカメ
クサガメは日本の河川に生息していますが、クサガメに良く似たカントンクサガメというクサガメの仲間がいます。
このクサガメとカントンクサガメの違いは何でしょう。
クサガメは日本全国の河川や池、沼に生息している日本のカメです。
しかし、カントンクサガメは最近では日本の河川や池で見当たるようになりましたが、外来種であり、主に中国に生息しているカメです。
この日本のカメであるクサガメと中国のカメであるカントンクサガメの見分け方は幼体の時はクサガメもカントンクサガメも見分けることが難しいですが、明らかに違うところがあります。
それは甲羅の腹部がカントンクサガメはオレンジ色です。
クサガメは黒っぽいので見分けがつきます。
また、成体になるとカントンクサガメは明らかに日本のクサガメと見た目が違ってきますので見分けが簡単です。
特徴は腹部を覚えておくと見分けがつきます。
2種類の食性は共通
クサガメとカントンクサガメは食性が似ております。
クサガメもカントンクサガメもザリガニなどの甲殻類や魚類を好みます。
また、人工飼料で有名なクリルも良く食べます。
飼育下では人工飼料に良く餌付きます。
また、水草やコケなどを食べることもあるようです。
カントンクサガメもクサガメもどちらも雑食性であることが分かります。
体の大きさ
クサガメとカントンクサガメの大きさはクサガメの方がカントンクサガメよりも大きくなる個体が多いようです。
カントンクサガメもクサガメもオスよりメスの方が大きくなります。
クサガメもカントンクサガメも成長と共に頭が大きくなっていきます。
ペットとしての流通量
クサガメもカントンクサガメも成体に関しては流通量はとても少ないです。
しかし、幼体に関しては少し輸入があります。
クサガメは日本のカメですので野生生体を採取したりして飼育ができますが、カントンクサガメは輸入に頼るしかないようです。
しかし、カントンクサガメは中国では食用とされているために中々ペットとして輸入されることが難しいようです。
カントンクサガメは中国では貴重な食材であり、生息数も減ってきているようです。
寿命
クサガメとカントンクサガメは両者ともとても長生きをします。
クサガメとカントンクサガメはイシガメと比べるととても強いためペットとしても飼育者が多いです。
クサガメもカントンクサガメも寿命に大きな違いはなく両者ともに30年程度は生きるものが多いようです。
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