どちらも日本に生息しています
日本にはニホンイシガメという日本固有のイシガメの仲間が生息しています。
また、日本にはクサガメというカメも生息しております。
この両者のカメの幼体はゼニガメとしてペットショップでは販売されております。
呼び名は一緒でも見比べてもらうとニホンイシガメの幼体とクサガメの幼体は全く違ったものとわかりますが、ニホンイシガメとクサガメの幼体の簡単な見分け方はニホンイシガメの甲羅の方が高さが低くクサガメの方が高さが高いです。
また、甲羅の色もクサガメの方が黒っぽい色であり、ニホンイシガメの方は色が薄めです。
体の大きさ
ニホンイシガメとクサガメの体の大きさですが、ニホンイシガメはオスとメスで体の大きさが全く違いますが、オスは15cm程度が平均的な成体のサイズです。
メスの場合は20cmから25cm程度とオスより大きくなります。
クサガメの場合はニホンイシガメより大きさは大きくなります。
ニホンイシガメ同様にオスのほうがメスより小さいですが、イシガメよりは大きくなります。
クサガメのメスは30cm程度が平均的な成体のサイズです。
オスのサイズは幅広く15cmから25cm程度のものがクサガメの中ではいます。
食性
ニホンイシガメとクサガメはどちらも雑食性です。
無脊椎動物や水草などを好んで食べますが、生息地により食性は変わってきます。
ペットとして飼育する場合は草食系の餌が中心となっていることが多いようです。
生息場所
ニホンイシガメとクサガメの生息場所ですが、水場と陸場と両方で生息しておりますが、生活の中心となっているのは水場です。
ニホンイシガメとクサガメは産卵期になると夜に行動することが多くなり夜は陸場中心の生活となっているようです。
ペットとしての流通量
イシガメの仲間は多くいますが、ニホンイシガメと絞りますとペットショップで昔多かったゼニガメは今では皆無です。
今、ゼニガメとして販売されているカメはクサガメの幼体が主流となっており、ニホンイシガメの幼体の流通はとても少ない状況です。
ニホンイシガメはアダルト固体が時々ペットショップで見かけるようになってきましたがクサガメの場合はアダルト固体ではなく幼体が中心でゼニガメとして販売されており人気となっております。
寿命
イシガメとクサガメの寿命ですが両者ともあまり変わることがなく平均寿命は15年から20年と言われておりますが、カメの寿命は種類ごとで目安として平均値が示されているだけであり、長く生きるものではイシガメもクサガメも30年以上生きているものもいるようです。
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