同じイシガメの仲間
ヤエヤマイシガメとニホンイシガメは同じイシガメの仲間です。
見た目は甲羅の色が違いますので見分けは簡単に見分けることができますし甲羅の形も少し違います。
このヤエヤマイシガメとニホンイシガメの大きな違いが生態系で1つあります。
それは冬眠です。
冬眠
ニホンイシガメは日本全国に分布しておりますが、冬になると冬眠をします。
冬眠時は空腹状態ですが、春先まで眠ったままで生きることができます。
しかし、同じ日本に生息しているヤエヤマイシガメは冬眠はしません。
ヤエヤマイシガメは日本に生息してますが、暖かい地方に生息しているため冬眠の必要がありません。
冬眠がニホンイシガメとヤエヤマイシガメの大きな生態系の違いであり、あとは2種類ともほとんど変わりません。
ニホンイシガメはヤエヤマイシガメに比べると臆病な性格ですが、ヤエヤマイシガメはイシガメの中でも活発な方で好奇心旺盛なイシガメの仲間です。
ヤエヤマイシガメもニホンイシガメも野生個体の生息数が減ってきていますので中々飼育する機会はなくなってきましたが、ブリード個体を販売しているところも最近は出てきているようです。
食性
ヤエヤマイシガメもニホンイシガメも甲殻類や小魚を中心として食べていますが、水草なども食べる個体もいます。
どちらかというと肉食性と思いますが、一応雑食性になっております。
季節によりニホンイシガメの場合は食べる物が違うこともありますが、年間を通して良く食べているものがミミズやザリガニが多いようです。
ニホンイシガメとヤエヤマイシガメを混在飼育
ペットとしてニホンイシガメとヤエヤマイシガメを飼育したいと思っている方は爬虫類好きの方たちに多いと思いますが、一緒に飼育するにはいくつかの注意点があります。
まず、オス、メスでは長期飼育は難しいです。
一番飼育が簡単な分け方はメス同士の飼育です。
オス同士ですと、発情期の時がオス同士でケンカしてしまいます。
メス同士は基本的に争うことがありまぜんので飼育が容易になってきます。
しかし、イシガメの仲間のオスメスを見分けるためにはカメに詳しい方でないと見分けられません。
基本的に成体の場合はメスの方が大型ですのでニホンイシガメに関しては簡単に見分けられるでしょう。
ヤエヤマイシガメも尻尾でオスメスが見分けられますのでメス同士で複数しいくに挑戦してみましょう。
オス同士は駄目といいましたがオスメスとのペアーも相性が良くないとオスが強いためケンカが始まりますので注意しましょう。
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