ニホンイシガメ
ニホンイシガメは日本の四季で暮らすことができるカメですが、最近の日本の気候はニホンイシガメにも暮らしにくい環境となっているようです。
春、秋、冬は問題なく過ごせますが、問題は夏です。
最近は地球温暖化と共に環境汚染が進み夏の気温が異常に高くなり、高温に弱いニホンイシガメには過ごしにくい季節になります。
ニホンイシガメを飼育する際には夏は冷房など直接ニホンイシガメにあたらない程度につける必要があります。
また、室内飼育ですと冬は水温を調整する必要があります。
15度以上は保つようにさせるため水槽用ヒーターが必要になってきます。
そのため、夏と冬は電気代がニホンイシガメを飼育している分、高くなることを覚悟しましょう。
ヒーターなどのワット数にもよりますが最近は省エネタイプが多く出ていますので昔に比べると安上がりです。
後は餌代です。
餌は人工飼料に餌付けば人工飼料代のみで大丈夫です。
しかし、人工飼料に餌付かせるまでに時間がかかります。
その間は生き餌を利用しながら人工飼料を与えますので生き餌代がかかります。
人工飼料は安いので家計の影響もありません。
どちらかというと生き餌代が高いため、人工飼料に餌付かせるような環境づくりをしてあげましょう。
また、人工飼料に餌付いても時々は生き餌を与えてあげる方がいいですので餌代が多少かかると思われます。
その他のイシガメの仲間
ニホンイシガメ以外は基本的には低温に弱く高温にも弱いカメです。
特に最近では高価になっているキボシイシガメなどの珍しいイシガメの飼育には光熱費、餌代と共にニホンイシガメより高くかかります。
ニホンイシガメと違い水温も20℃以上に保たなければいけません。
また、30℃を超えると体調を崩すものもいますので室温水温共に管理が必要です。
ニホンイシガメ以外のイシガメの仲間はそれぞれ飼育方法は微妙に違いがありますが、気温の変化に弱いということは共通しております。
また、餌についても中々人工飼料に餌付いてくれません。
多くの場合が生き餌が主食になることが多く、餌代がとても高くなることもあります。
生き餌の場合は季節的なこともあり一定の値段では販売されないことがあります。
その年の季節ごとで単価が変わりますので餌代はいくらかかるかはその時にならないとわかりません。
ニホンイシガメとイシガメのその他の仲間は基本的には餌代が主にかかるという点だけですが爬虫類の中では比較的安く飼育できる種類になります。
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