爬虫類をペットとして飼育されている方が増えてきております。
近年は不況だといわれていてもペット業界はほかの業種に比べると景気が良いといわれております。
昔は犬猫が中心でしたが、最近のペットは小動物、爬虫類が中心に売れているようです。
また、爬虫類といってもいろ色いますが、比較的人馴れするといわれている爬虫類はイグアナとカメです。
この2種類は頭が良いほうであり、きちんとした育て方を行っていると人間のいうことを良く聞いてくれます。
また、よく動く種でもありますので散歩をしていても楽しい種類になります。
今回は爬虫類の中で最も長生きするといわれているカメの仲間であり飼育には許可が必要なワニガメの飼育をする際の注意について記載させていただきます。
ワニガメはカメの中でも最も危険な生き物とされておりますが、都道府県知事の許可が下りれば飼育が可能となっております。
このワニガメの多くは小型の物が多く出回っており幼体からの飼育となることが多いです。
ワニガメの生体はワニに甲羅を被せたようなものでとても凶暴です。
ワニガメの生体ともなると人間の手首1本程度であれば軽く噛み切られるほどの力があります。
ですので基本的には飼育する際には生体には触れないことを守ってください。
また、幼体から飼育をしている方も極力触らないようにして下さい。
幼体と言っても噛む力はものすごく強いので小さいからと言ってワニガメの口に手を近づけないようにして下さい。
指1本程度であれば噛み切られます。
飼育しているとワニガメはあまり動くことがないので生きているか心配になって頭を触る方が多くおられます。
そのような油断が事故のもとになりますので注意してください。
また、飼育の許可を得る際の注意点ですが、必ず屋内飼育であり、鍵を付けることが必須です。
また、水槽のガラスが強化ガラスでできていることが求められている都道府県が多くあります。
この飼育許可は各都道府県で微妙に違いますが多くの内容は共通しています。
危険動物に指定されているため、基本的には安全に逃げないように飼育ができるということが条件となっておりますのでその環境が整っていれば簡単に許可が下ります。
許可が下りても定期的なあチェックがありますので管理には怠らないように注意してください。
また、最近では幼体以外のものでICチップが入っているものもいますので万が一逃げた場合は探すことが可能なものもいるようです。
ワニガメはとても凶暴と言われておりますが基本的な飼育の注意事項を守って飼育するととても魅力的なカメですので飼育される方は是非挑戦してみてください。
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