爬虫類をペットとして飼育されている方が増えてきております。
近年は不況だといわれていてもペット業界はほかの業種に比べると景気が良いといわれております。
昔は犬猫が中心でしたが、最近のペットは小動物、爬虫類が中心に売れているようです。
また、爬虫類といってもいろ色いますが、比較的人馴れするといわれている爬虫類はイグアナとカメです。
この2種類は頭が良いほうであり、きちんとした育て方を行っていると人間のいうことを良く聞いてくれます。
また、よく動く種でもありますので散歩をしていても楽しい種類になります。
今回は爬虫類の中で最も長生きするといわれているカメの仲間であり、固体によっては飼育方法が若干異なるアメリカハコガメ属の飼育について記載させていただきます。
アメリカハコガメ属の仲間は20cm以下のもの中心に沢山います。
このアマリカハコガメ属に属しているカメで代表的なカメはカロリナハコガメ、ヌマハコガメ、ネルソンハコガメ、ニシキハコガメがおります。
この4種類の中では大小さまざまですがカロリナハコガメはアメリカハコガメ属の中では最大種であり20cmを超えるものもいるようです。
また、最小種はニシキハコガメであり、15cm以下の小型種となっております。
基本的にアメリカハコガメの食性は雑食性でありますが、多くの種類は肉食傾向が強く小魚や貝類を中心に食べております。
また、見かけによらず気性が荒いものも多くおりますが、同じ種類のものでもその固体によって違ってきます。
おとなしいものも居れば荒いものもいますので飼育してみないとわからないと言われております。
各個体および種類に共通な点はとても神経質なタイプのカメだと言うことです。
飼育する際には最初は必ずシェルターなどで隠れ家を作ってあげてまずは環境に慣らすことが大切です。
徐々にシェルターを狭くするか取り除くかを行うように飼育していってください。
シェルターは置きっぱなしでも良いのですが置きっぱなしで飼育しているとシェルターないから中々出てこずに飼育環境に慣れるどころか怖がることしかしないカメになってしまいます。
カメの飼育では特に神経質タイプのものはシェルターは最終的には外す方向で飼育していきましょう。
アメリカヤマガメ属の飼育は陸場と水場を半々にして基本は単独飼育で行うようにすると比較的環境に慣れるスピードも速く、飼育がしやすい種類だと思います。
また、低温には弱い種類も居ますので冬場の水温、気温管理には十分に注意してください。
アメリカヤマガメ属のカメは他の種類に比べると小型種のため飼育スペースは狭いスペースでできますが、飼育スペースが狭いと水変えの頻度も増えるためある程度大き目の飼育環境を用意してあげたほうが飼育しやすいでしょう。
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