爬虫類のなかで最も長生きすると言われているのがカメの仲間です。
このカメの仲間はリクガメと水棲ガメの二通りに分けられますが、その分けられたリクガメや水棲ガメのなかでも更に分類されていきます。
特に水棲ガメでは種類がとても多くて、色々なカメがいます。
日本固有のイシガメをはじめ、ドロガメやカミツキガメや、カエルアタマガメなどたくさんいます。
また、カメの種類によって成長した時の大きさも様々です。
カミツキガメやカエルアタマガメは比較的大型に成長するものがいますが、ドロガメやニオイガメは小型の物が多いです。
今回はこの小型のニオイガメの種類でカブトニオイガメの飼育方法について記載させていただきます。
カブトニオイガメですが、ペットショップで最近最も多く見かけるニオイガメです。
カブトニオイガメは大きさは15cm程度にまで成長しますが、ペットショップで見かけるサイズは2~3cm程度のものが多いです。
このカブトニオイガメですが、基本的には雑食性です。
雑食性のなかでも肉食傾向が強い個体がとても多いため、成長したカブトニオイガメの飼育をされているかたは、小赤を餌にしている方が多くいらっしゃいます。
小赤とは良く、お祭りの出店でみかける金魚すくいの時につかわれている金魚のことです。
この小赤とは実際には金魚ではなくヒブナの子供です。
良く出店の金魚すくいの金魚を飼育していると20cmぐらいまでなったと言われる方が多く聞いたことがあると思います。
フナを改良して作られているので成長がとても早いようです。
この小赤は栄養価がとても高いため、カブトニオイガメは喜んで食べてくれます。
しかし、小赤ばかり与えていては、お金がとても高くつき、飼育が困難になってくる方もいらっしゃるかもしれません。
一番良い飼育は水棲ガメ専用のフードを主食とさせて1週間、もしくは1か月に1度程度、小赤を与えるという流れが無理せず飼育ができます。
このカブトニオイガメは野生の個体ですと手で持ったり、したときはとても臭いニオイを出しますが、ぺっととして飼育しているものでは余程、粗末に扱わない限り臭いニオイを出すことはないでしょう。
このカブトニオイガメの飼育環境ですが、水の中で良く泳ぐ傾向がありますので、深めで広い飼育環境を用意してあげましょう。
また、甲羅干しも時々しますので、陸場も作ってあげてください。
基本的に他の種類のカメとの飼育は避けるようにして下さい。
気性は結構荒い方ですので、同種多種ともに複数飼育では注意が必要です。
また、水中にいることが多いため甲羅に苔を生やすことがあります。
苔を生やした物が好きな方もいますが、綺麗な甲羅で飼育することをお勧めしますので定期的に磨いてあげましょう。
⇒カメの臭い対策!原因が分かれば後は簡単!
⇒おすすめのカメ用品通販サイト