爬虫類はペットの中でも鳴くこともなく、飼育スペースも限られた空間で飼育できるものが多く、それぞれ特徴がある個体が多いため最近では人気があり、幅広い年齢層で爬虫類をペットとして飼育されている方が多いようです。
爬虫類の中でも特にカメの飼育はお手軽にできるということもあり、人気が出てきております。
カメもリクガメと水棲ガメとがいますが、今回は水棲ガメの中でセイブニシキガメの飼育方法を記載させていただきます。
セイブニシキガメはアメリカ合衆国の西部に生息が確認されております。
メスは30cm弱、オスは20cm程度と水棲ガメの中では中型種になります。
このセイブニシキガメの特徴ですが、甲羅は濃いオリーブグリーンをしたとても魅力的なカメです。
生息地であるアメリカ合衆国では湖や沼、池などの止水地を主に生息地としており、流れが急な河川などは好まないようです。
また、とても日光浴が大好きな面があり、甲羅干しを良くしております。
また、水棲ガメの中でも泳ぎは得意な方で良く泳ぎまわりますので水辺から離れることは無いようです。
セイブニシキガメの食性は魚類や木の実、水草などを好んで食べる雑食性です。
しかし、幼体の頃は魚類や無脊椎動物などの肉食傾向が強いです。
また、ペットショップなどで販売されているセイブニシキガメの多くは成体ではなく幼体が主流に出回っているために、肉食と思って育てられ手いる方が多くいらっしゃいますが、基本的には成体になるにつれて、草食性の餌を与えていかないと栄養バランスが崩れてきたりして病気の原因となる場合がありますので注意が必要です。
セイブニシキガメの飼育環境ですが、多くの方は幼体から飼育されると思います。
セイブニシキガメは幼体は弱い面がありますのである程度飼育環境に慣れて大きくなるまでは水替えを小まめに行って暖かい時期であれば日光浴も定期的に行うようにしてあげてください。
成体になるとセイブニシキガメはとても丈夫で飼育が容易です。
しかし、水温が低下すると食欲が落ちてきますので冬場の飼育の際は水槽用ヒータなどを利用してから、保温するように行ってください。
セイブニシキガメは丈夫で何でも良く食べる性質で飼育しやすい種類でありますが、水質が悪化すると皮膚病にかかったり、水カビなどが原因で最悪の場合は死に至る場合もありますので幼体では勿論ですが成体になっても飼育水の管理だけは怠ることがないようにしましょう。
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