爬虫類の中でリクガメを飼育されている方が増えてきております。
初心者の方は飼育しやすいリクガメでロシアリクガメやギリシャリクガメなどが入門種として人気ですが、色々なリクガメを飼育されている方はキタクモノスリクガメの飼育に憧れている方が多いと思います。
キタクモノスリクガメはあまり動きが無くて飼育していても面白くないといわれている方が多くいますが、動きが無いといわれている方々はキタクモノスリクガメの飼育環境が整っていからです。
キタクモノスリクガメだけではなくリクガメ全体的に飼育環境がリクガメにあっていないと動きが鈍くなります。
ですので、リクガメの種類によって高温を好むものには夏場でも保温球が必要なものもいます。
キタクモノスリクガメの場合はマダガスカルなどに生息しているため雨季と乾季があり、熱帯地方になります。
そのため飼育下でもできるだけ環境をあわせてあげたほうがいいので、乾燥している砂場を基本として、タイマーなどを利用して加湿器を使用し適度な湿度を与えておきましょう。
キタクモノスガメはサイテスⅠ入りしていますので入荷は見込めません。
今後ペットショップなどで販売されてくることがあるようならばCB固体(ブリード)が出回る程度になるでしょう。
キタクモノスガメは飼育するのには大きさも丁度よく、飼育スペースも室内で充分確保できます。
キタクモノスガメは自然下では生息数が激減しております。
そのため販売価格も高値で取引されておりました。
しかし、飼育環境は他のリクガメと殆ど同じで飼育が可能です。
飼育していく上での注意点として気温です。
気温が低すぎると病気になってしまいます。
日本でのリクガメの飼育では夏場は飼育環境に適しておりとても飼育がしやすい環境です。
しかし、日本には四季があり、寒い冬が来ます。
この冬場の飼育では飼育環境に注意が必要です。
日本の冬の気候は寒くて乾燥しています。
寒い分はヒーターなどで保温が可能ですが、乾燥している空気に湿度を与えるには加湿器が必要になります。
夏場にも多少加湿器を使っていたほうがカメのためには良いですが、冬場は加湿器は必須となります。
キタクモノスリクガメだけではありません。
爬虫類全体的に日本の冬の乾燥は爬虫類にとって厳しいものがあります。
ですので冬場は必ず加湿器を飼育している部屋で使うようにしましょう。
基本的には冬の加湿は24時間必要です。
ですが、加湿の量にもよりますので24時間タイマーを上手に利用してから使用するのもよい方法です。
キタクモノスリクガメを飼育できるようでしたら今後の入手はできないと思いますので飼育環境を完璧に整えてから迎え入れてあげてください。
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