爬虫類の中で最も長生きするカメですが、このカメの仲間には色々な特徴を持っているものが多くいます。
甲羅が柔らかいカメだったり、箱のように綺麗に手足首が収まったりと色々変わったカメが多くいます。
そのカメの仲間でとっても面白いカメがいます。
パーカーナガクビガメです。
このカメはナガクビガメの種類ですが、ナガクビガメの中で最も首が長く見た目が美しいといわれております。
元々カメの仲間は甲羅の中に首を引っ込める習慣がありますが、この甲羅に首を引っ込めるときには長い首を甲羅内でナガクビガメのように折りたたんでいるように引っ込めているそうです。
このパーカーナガクビガメはナガクビガメの中でも流通は比較的多いほうで良く爬虫類ショップやペットショップに入荷されています。
また、このパーカーナガクビガメは食性は雑食性ですが肉食傾向が強いため生き餌を好んで食べます。
ペットショップでは良く幼体が入荷されてくることが多くありますが幼体の場合は中々餌を食べてくれなかったり、水質変化に弱かったりするため飼育難易度が上がります。
飼育環境では注意する点は水質汚染防止のために濾過を付けるか、水変えを小まめに行うかしなければいけません。
また、水温では20℃を下回らないように水槽用ヒータなどで加温をするようにしましょう。
また、パーカーナガクビガメも甲羅干しを強制的にでもさせないといけません。
幼体のうちは中々、難しく、死なせてしまう方も多いですが成体の場合は比較的丈夫ですので長期飼育を目指して飼育をしていきましょう。
パーカーナガクビガメの場合は甲羅干しや水変えを怠るとすぐに皮膚病にかかりますので注意してください。
多くの場合は皮膚病にかかると完治することが難しいので気をつけましょう。
パーカーナガクビガメの飼育スペースですが大きさが成長すると30cm弱にまでなります。
しかし、成長スピードはとても遅く飼育下では中々最大サイズまで成長することがありません。
一番お勧めなサイズは10cm程度のものを購入してきて90cm水槽での飼育がお勧めです。
他のカメにもいえることですがパーカーナガクビガメはとても運動量が多いため狭いスペースでの飼育はストレスになる場合もあります。
ストレスを貯めたカメは気性がとても荒くなり、最悪の場合は水槽が割れてしまうこともありますので成体のパーカーナガクビガメを飼育する際はなるべく大き目の水槽かプラ舟での飼育をお勧めします。
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