爬虫類が最近ペットとして飼育されるようになってきており、爬虫類の中でも最も寿命が長いと言われているカメの仲間が飼育しやすいため人気があるようです。
特に水棲ガメの仲間は海外から輸入されてきているものも多くおり、珍しいカメも販売されているため人気高いです。
今回は海外から稀に輸入されてくる水棲ガメでミゾヤマガメの飼育方法について記載させていただきます。
ミゾヤマガメはメキシコ、ベリーズ、グァテマラに生息している珍しい水棲ガメです。
このミゾヤマガメは生息数も減ってきており、中々、ペットショップでは見受けられない個体です。
爬虫類専門店などでは稀に入荷もありますが、極稀にしか入荷しませんので即売になることが多く現在は入手が難しい個体となっております。
ミゾヤマガメの特徴はアメリカヤマガメ属の中型タイプのカメであり、甲羅は比較的高めのドーム型になっております。
縁甲板には突起がないため滑らかな形となっております。
自然下で生息している環境はサバンナ気候の森林内などの湿潤気候の沼地などを好んで生息しております。
ミゾヤマガメは水棲ガメではありますが、陸地での活動が多く、泳ぎはあまり得意ではないようです。
ミゾヤマガメの食性は雑食性で何でも良く食べます。
小魚や昆虫類から水草まで何でも良く食べます。
ミゾヤマガメは低温にとても弱いため26℃以上に水温はしておく必要があります。
基本的には冬はヒータで管理して夏場は暑さには強いため特に対策はいりません。
強いて言うのであれば、水が汚れやすいため、水替えを小まめにすることが長期飼育をしていくためのポイントになります。
ミゾヤマガメの場合は大きさは最大でも20cm程度と中型サイズのため飼育するときは幼体の時は60cm水槽でも大丈夫ですが、幼体から生体へと成長するごとに大きめの飼育ケースを用意する必要があります。
ミゾヤマガメは泳ぎは得意ではありませんが、水中にいることも多くありますので飼育スペースの割合は水場と陸場は半々にしておきましょう。
ミゾヤマガメは希少価値がこれから先は希少価値があがってくるカメでもあります。
飼育する際は水棲ガメだから簡単と思うことなく、飼育する個体の性格などを考慮してから最適な飼育環境をつくってあげましょう。
ミゾヤマガメだけではありませんがカメの場合は皮膚病などの病気にならないように丁寧で念入りの水替えが必要です。
カメを長生きさせるためにはマメに清掃などを行うと長期飼育ができ、カメ自体も慣れてきますのでとておも飼育は楽しいですよ。
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