最近は核家族が増えてきております。
昔は2世帯、3世帯同居が当たり前で犬や猫をペットとして飼育していたという家族が多かったのですが、最近では核家族が中心であり、ペットが犬や猫は賃貸では飼育ができないところが多く、ペットを飼育したい方ができていない状態です。
しかし、一人暮らしの方が増えてきてからペットの飼育にも飼育するものが段々と変わってきております。
最近では爬虫類をペットとして取り扱っている専門店が多くあり、一人暮らしの男女問わずの方たちが爬虫類を好んで飼育されている方が多いようです。
爬虫類の中で最もペットとして簡単に飼育できるのが水棲ガメの飼育です。
今回は水棲ガメの仲間であるオオヨコクビガメの飼育について記載させていただきます。
オオヨコクビガメはヨコクビガメ科ヨコクイ属で南米北部から中部にかけて生息が確認されております。
このオオヨコクビガメは成長すると90cmにもなるとても大きな水棲ガメになります。
大型のカメですが水かきが発達しておりとても泳ぎが得意なカメであります。
大型であるオオヨコクビガメの食性は雑食性ではありますが植物性が強く木の実や水草、果実などを多く食べるようです。
このオオヨコクビガメは野生では少なくなってきているため日本のショップへ入荷は非常に稀であります。
また、とても大型となるために飼育する方が少ないのも現実です。
水棲ガメで90cmにもなるカメを飼育する際は180cm水槽でも正直狭いです。
90cmの水棲ガメを飼育するのであれば水槽で例えると最低でも3m水槽はいるでしょう。
このオオヨコクビガメは泳ぎも得意なカメでもありますので飼育スペースはとても広いスペースが必要となってきます。
また、このオオオコクビガメは熱帯性のカメですので日本では冬越しをさせるためにヒーターでの保温が必要になってきます。
このカメを飼育する際には成体になると最低でも2m水槽は絶対必要で理想は3mです。
この大規模な水槽を加温させるとなると家庭ではまず無理になってきます。
このような大型ガメの場合はリクガメであれば何とか飼育環境を整えることができますが水棲ガメとなると中々簡単には室内飼育は難しいと思われます。
よく魚の大型種であれば水槽によって成長が止まってしまうものがいたので成長の記録に目処が付きますがオオヨコクビガメの場合は飼育スペースに関係なく食べた分だけ大きくなっていきます。
日本への入荷は稀ですが万が一飼育するようになっても飼育放棄だけは絶対にしないようにして下さい。
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