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亀の飼い方~カメ飼育法~

ギリシャイシガメの飼育

爬虫類は最近では日本のペットショップで多くの種類が販売されてくるようになりました。

昔では考えられない程、ヘビやトカゲ、カメレオン、カメなどの種類が豊富で多くの爬虫類たちが、ペットショップで販売されております。

今回は爬虫類の中でも最近人気が出てきているカメの仲間である水棲ガメのギリシャイシガメについて記載させていただきます。

ギリシャイシガメは地中海沿岸地域に生息しており、クロアチアからシリア、イスラエルにかけて生息が確認されているようです。

ギリシャイシガメは別名はカスピイシガメとよばれていることが多くあり、多くの爬虫類ショプやペットショップでもギリシャイシガメと表記されずカスピイシガメと表記されていることが多いようです。

また、ギリシャイシガメにとても良く似ているコーカーサスイシガメがカスピイシガメという名前で流通されることが最近では多いためよく混同される方も多いようですが全くの別種になります。

ギリシャイシガメの食性は何でも良く食べる雑食性であり、無脊椎動物、小魚や、水草、果実などとても良く食べます。

日本のペットショップや爬虫類ショップでの流通量は多くはないようで、入手はやや、難しい傾向にはありますが、全く入荷しないということは無いようです。

ギリシャイシガメの特徴ですが、皮膚が他のカメに比べるととてもデリケートなために取扱いに注意が必要です。

ギリシャイシガメの場合は幼体が中心で日本に入荷されるために、入荷されてからしばらくはショップで様子を見ておく必要があります。

成体もギリシャイシガメの場合は皮膚が弱いですが、幼体になるとかなりの高確率で皮膚病になることが多いのも特徴です。

ギリシャイシガメは成長するにつれて飼育環境に慣れてくると丈夫になりますが、最初の飼育水への慣れと餌付けが若干大変なところがありますので飼育される際は慌てずにゆっくりと飼育環境へ適応させていきましょう。

ギリシャイシガメの飼育環境ですが、水温は20℃は下回らないようにヒータで管理しておき、水場と陸場を作ってあげるように飼育ケース内でセッティングしておき、更に水場は深めと浅めの部分を作ってあげましょう。

また、甲羅干しを強く好む特徴もありますので基本的には陸場にはバスキングなどの甲羅干し用にライトを取り付けて更に紫外線が入っている蛍光灯を設置しておきましょう。

日本にもイシガメがいますが、イシガメの仲間は世界中で生息数が激減していますので飼育される方は大切に飼育してあげましょう。


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