爬虫類の仲間でカメがとても飼育がし易いと評判が高く最近ではペットショップでも多くの種類のカメが取り扱われるようになりました。
カメにはリクガメと水棲ガメの2つに分けられますが中でも水棲ガメは小型種も多く人気があります。
また、水棲ガメの多くが海外から輸入されてきたものが多く色々なカメが販売されております。
日本で代表する水棲ガメはニホンイシガメとクサガメがいますが、この二種類は今では希少種になっております。
今回は水棲ガメのなかまであるダイヤモンドガメの飼育方法について記載させていただきます。
ダイヤモンドガメはヌマガメ科キスイガメ属でアメリカ合衆国北東部から南部の沿岸にかけて生息しております。
ダイヤモンドガメは別名は汽水ガメと呼ばれますがキスイガメの別名を持っているだけあり、生息地は河口や沿岸の汽水域および海水域に生息しております。
野生ではダイヤモンドガメは淡水には生息しておらず汽水域中心に海水が混じっている水でしか健康に育てることは難しいため飼育する際は飼育水には塩分を少々入れてから飼育するようにして下さい。
このダイヤモンドガメは飼育難易度が高い水棲ガメでありますが、ペットショップでの人気は高く飼育者も多いようです。
しかし、淡水で飼育しているとどうしても皮膚が弱ってしまい病気にかかってしまうことが多くあります。
ですので、飼育下では飼育水には塩分を含ませてから定期的に綺麗な汽水で飼育するようにして下さい。
ダイヤモンドガメの名前の由来は甲羅がダイヤモンドのように硬いからではなく、ダイヤモンドガメの背甲の甲板に6角形のダイヤモンド状の模様が入ることからダイヤモンドガメという名前になりました。
ダイヤモンドガメは昼行性のため日光浴を多く好むカメですので飼育下でも紫外線が強めの蛍光灯を用意しておかないといけません。
ダイヤモンドガメは体長を崩しやすいため日光浴は必須です。
体を壊すと皮膚病などの病気にはかかり易い性質があります。
ダイヤモンドガメの飼育環境は飼育水は汽水で用意しておき、泳ぐことが上手いため充分に遊泳できるスペースを確保するようにして下さい。
純淡水で飼育されている方も多くいらっしゃいますが、皮膚病などの原因ともなりますので純淡水での飼育は避けてください。
また、食性は雑食性といわれておりますが、肉食性の傾向がとても強く甲殻類や小魚類を好んで食べているようです。
汽水のカメは世界的にも珍しいので是非飼育に挑戦してみてください。
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