爬虫類の中では色々な生物がいますが、今回は最近人気がでてきているカメについて記載させていただきます。
まず、カメにはリクガメと水棲ガメと大きく二つの種類に分けることができます。
このリクガメと水棲ガメの違いですが、大きな違いは水辺に生息するか陸場に生息するかの違いがあります。
あと、水棲ガメの多くは甲羅がひっくり返っても自分の首を使って起き上がることができますが、リクガメの場合は甲羅を逆さにひっくり返すと自分では起き上がることができないものがほとんどです。
水棲ガメとリクガメはどちらが家庭では飼育しやすいでしょうか?
水棲ガメの場合は大型種もいますが、小型種もとても多くの種類がいます。
しかし、定期的な水変えや甲羅干しが必要にはなってきます。
リクガメの場合は水浴び用水変えが必要になってきますが、甲羅干しの必要はなく陸場ですので水棲ガメに比べると手間はあまりかかりません。
しかし、水棲ガメの場合は小型種が多くいるため、あまり広い家でないところでも省スペースで飼育ができます。
リクガメの場合は大型種、中型種が中心ですので飼育スペースはとても広い場所が必要になってきます。
リクガメと水棲ガメを比べると食性にも違いがあります。
水棲ガメの場合は餌は少量しか食べませんがリクガメの場合は小型種でもとても多くの量を食べます。
大型種で代表的なケヅメリクガメの場合は成体になるとキャベツなどを一日1個以上は軽く食べてしまいます。
小型のロシアリクガメでも成体になるとキャベツであれば4分の1程度は一日で食べてしまう程食欲があります。
水棲ガメの場合とリクガメの場合では病気についてはどうでしょう。
水棲ガメの場合は最も多い病気が皮膚病です。
水変えを怠ったり、甲羅干しを怠ったりすると皮膚病にかかってしまいます。
リクガメの場合は寄生虫が付いてしまうことが良くあります。
この寄生虫は駆虫処理ということを動物病院などでしてもらえますので生き餌を与えているリクガメやワイルド固体を購入したリクガメは一度駆虫処理をすることがお勧めです。
簡単にですが水棲ガメとリクガメを比べて見ましたが両方共に利点と欠点があり、飼育難易度はリクガメ、水棲ガメ問わずカメ1匹ずつの性質によって変わってきます。
ですが、リクガメも水棲ガメも初心者にお勧めできる成体は数種類いますので初めて飼育される際にはショップの店員さんと相談して飼育しやすいカメから飼育するようにしましょう。
⇒カメの臭い対策!原因が分かれば後は簡単!
⇒おすすめのカメ用品通販サイト