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亀の飼い方~カメ飼育法~

病気に弱いジャノメイシガメ

爬虫類がペットとして最近では飼育されている方が多くいらっしゃいます。

その爬虫類の中でもカメの人気が高く、リクガメ、水棲ガメ共に人気があります。

今回はこの人気があるカメの中で水棲ガメの仲間であるジャノメイシガメの飼育について記載させていただきます。

ジャノメイシガメですが、中華人民共和国に多くのジャノメイシガメが生息しております。

しかし、現地では食用にする習慣があり、生息数が激減し、現在ではワシントン条約によって保護されております。

ワシントン条約によって保護されるようになってからは入荷が激減してきました。

中華人民共和国以外のものはワシントン条約の対象ではありませんので入荷数は多少ありますが、世界的に生息数は少なく、入荷は滅多に無いようです。

このジャノメイシガメは海外では繁殖固体が出回ることがあり、日本にも輸入されてくることもあります。

しかし、輸入されてくるCB固体は状態が良いものばかりでは無いようで、市場に出回るときには死んでいたということも良くあるようです。

そのため、繁殖固体で状態良く入荷されてきたものはお値段が高めに設定されているようです。

ジャノメイシガメは大きいものでも15cmに満たないので飼育する際には省スペースで飼育が可能です。

日本に生息しているカメでニホンイシガメがいますが、ジャノメイシガメもニホンイシガメと同様で少し神経質な性格をしているようです。

また、水棲ガメに最も多い病気の皮膚病には感染しやすいため飼育水は綺麗に保つことをするように心がけるようにしましょう。

ジャノメイシガメは甲羅に傷が付くとその傷から菌が入り、すぐに病気になってしまうことも多くあります。

ニホンイシガメの場合は傷が付いてもこのようなことは起こりませんがジャノメイシガメの場合は繊細なところがありますので飼育ケース内では砂利などを敷かないようにしていた方が病気の予防になるようです。

砂利の尖ったところにあたっただけでも傷になることがあり、甲羅も皮膚もとてもデリケートなカメとなっております。

ジャノメイシガメは食性は雑食性で何でも良く食べるといわれておりますが、飼育下では病気の予防のために人工フードを与えていた方が菌が入る心配も少なくてすみますので人工フードを利用して与えるようにしましょう。

ジャノメイシガメの飼育水は常に清潔に保つ必要がありますので小型の濾過機を設置するなどすると良いでしょう。

人工フードではカルシウム不足が予想されますので熱帯魚の餌で利用する乾燥えびを与えることでカルシウムを補えることができますので適度に与えるようにすると長期飼育につながります。


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