クサガメは日本に生息している水棲ガメでイシガメと同様に生息数が減ってきている貴重なカメです。
このクサガメは一般的には褐色がかった甲羅の色が一般的なクサガメです。
最近では爬虫類の人気は上昇し、アルビノタイプの物やパステルカラータイプのものから色彩が違ったタイプまで多くいます。
また、色だけではなく一般的なクサガメに比べると頭部がとても大きくなっているオオアタマクサガメもいます。
それに、イシガメとクサガメを掛け合わせたウンキュウと呼ばれているカメでクサガメに近いウンキュウクサガメタイプという品種もおり、クサガメだけでもとても多くの品種が生息しております。
このクサガメですが、昔は日本のペットショップではイシガメの子供がゼニガメとして販売されており、クサガメは流通が少なくて人気もあまりないカメで下。
しかし、現代ではイシガメの生息数が激減していく中でクサガメの子供がゼニガメとして呼ばれるようになり、今ではゼニガメ=クサガメの幼体を指すようにまでなってきました。
そのため、クサガメの人気もでてきており、ゼニガメとして販売されているクサガメはとても人気があります。
また、クサガメのアルビノタイプの物などの色変わり個体も多く、今では高値ではありますが、ペットショップでも販売されており、日本のカメも人気がでてきております。
特に、パステルと呼ばれるカラータイプの物は幼体の頃が甲羅の色が特に綺麗で魅力的なカメです。
今ではクサガメは日本の自然下であまり見かけることがなくなってきて、一部の地域の河川や野池でしか見れなくなってきております。
クサガメでもカントンクサガメといって中国のクサガメも日本の自然下で生息が確認されておりますが、日本のクサガメとは少し違いがあります。
まず、甲羅の凸凹が多くあるのがカントンクサガメには多くいます。
また、クサガメは元々、イシガメに比べると強いですが、カントンクサガメは更に強く、性格も少々荒い傾向があります。
また、食性はどちらも雑食性ですが、カントンクサガメは肉食傾向がとても強いカメとなっております。
クサガメはニホンイシガメに比べるとまだまだ、生息数は多いほうですが、外来種のアカミミガメを中心に強い物が多くでてきているため幼体の頃に食べられてしまったりして中々成長できないものが多くいます。
外来種が多くなってきている中、貴重なクサガメを飼育する際は、飼育放棄は勿論厳禁ですが、最後まで可愛がって育ててあげるようにしましょう。
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