爬虫類をペットとして飼育されている方が多くいらっしゃいますがその多くの方々は爬虫類の中でもカメの仲間を飼育しておられる方が多いようです。
カメは長生きをすることで有名ですが、ペットとして飼育しているととてもよく懐いてくれます。
餌を挙げる時間なども分かるようで餌の時間になると自分から近寄ってくるカメも多くいます。
また、カメはリクガメと水棲ガメとに分けられますがペットとして飼育されているほうが多い種類は水棲ガメの方が多いようです。
リクガメの場合は飼育スペースの確保や冬場の温度管理が大変なことがあり、爬虫類の飼育初心者では難しいところが多くありますので水棲ガメの飼育に人気が偏ってしまうようです。
今回は水棲ガメの仲間であるホオジロクロガメを飼育していく際に注意する点を中心に記載させていただきます。
ホオジロクロガメはイシガメ科でホオジロクロガメ属のカメになりますが、このカメは成体はとても丈夫で飼育しやすいのですが生体の入荷は無いに等しいため多くの方々は幼体からの飼育になってしまいます。
ホオジロクロガメの場合は幼体はとても弱くて育てるにはかなり丁寧に育ててあげないと死なせることになってしまいます。
まず1つ目の注意点は他のカメと同様でありますが、カメの命の源ともいえる飼育水の管理です。
この飼育水の悪化で病気になり死んでしまうことが飼育初心者の方には特に多くいらっしゃいます。
ホオジロクロガメの幼体はとてもデリケートですので、必ず水替えは毎日行ってください。
毎日水替えはできないと言われる方は濾過装置を付けることも1つの手になりますが、濾過装置を付けたとしても最低1週間に1度は水替えが必要になります。
次にこのホオジロクロガメの幼体の飼育で注意する点は冬の飼育水の水温と周囲の気温です。
ホオジロクロガメは寒さに弱い傾向がありますので飼育水は28℃以上を設定して水槽用ヒーターなどで保温する必要があります。
また、カメの飼育の場合は陸場も作る必要があるため陸場の気温も暖かくしておかなければいけません。
しかし、陸場を暖めるには飼育している部屋を暖めることは難しくてできません。
そこでバスキングライトという保温球を取り付けるスポットライトのような物がありますのでバスキングライトを利用します。
陸場を暖める役割をしてくれるのでとても便利な商品です。
ホオジロクロガメは成長すると飼育がしやすくなるため、幼体の時の管理次第で寿命が決まります。
飼育される方は家族の一員として大切に飼育していきましょう。
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