爬虫類の中で最も長生きをすると言われているカメの仲間ですが最近ではペットとして飼育されている方も多くおられるようで人気も高くペットショップでも多くのカメが取り扱われております。
カメは大きく分けると2種類に分けられてリクガメと水棲ガメに分けることができます。
ペットとして飼育されているのが多いのはリクガメより水棲ガメの方が多いようです。
水棲ガメの中では世界中に多くの種類がいます。
その多くの種類の中で色々な甲羅をしたカメがおり、色彩も豊富で最近ではテラリウムをインテリア感覚で楽しむ方が増えており、カメの飼育者も多くなっております。
今回は流通は滅多にありませんがオカバンゴハコヨコクビガメの飼育について記載させていただきます。
オカバンゴハコヨコクビガメはアンゴラ南西部、ザンビア、ジンバブエ西部、ナミビア北西部、ボツワナ北部に生息しております。
大きさは30cm程度にまで成長しますが、オスよりメスのほうが大きくなるようです。
オカバンゴハコヨコクビガメはヨコクビガメ科ハコヨコクビガメ属に属しており、世界的にも流通量が少ない希少なカメとなっております。
生息場所は水深が深い場所を好み河川や池、沼などで静かな環境を好むカメです。
性格はとても臆病ですので飼育する際は基本的にシェルターが必要になります。
他の水棲ガメは最終的にシェルターをとる方が良いですが、このオカバンゴハコヨコクビガメに関しては常時シェルターを設置しておいた方が長期飼育ができるようです。
オカバンゴハコヨコクビガメの飼育例がまだまだ日本ではデーターが少なく謎めいた面が沢山あるカメでもあります。
オカバンゴハコヨコクビガメの食性は基本的には雑食性と言われておりますが、自然下では甲殻類や小魚、無脊椎動物を好んで食べることがあり、あまり植物性の食べ物は食べないようです。
流通量がとても少ないことから飼育されることがあまりないとは思いますが、極稀に爬虫類専門店に入荷していることがあります。
オカバンゴハコヨコクビガメは産卵も1度に何個も卵を産み孵化率も高いのですが、なぜか流通量が少ないのが現実です。
オカバンゴハコヨコクビガメの飼育環境は大型水槽で飼育する必要があります。
繁殖を狙うことは流通量が少ないため複数飼育は難しいですが、単独飼育でも広めの水槽で飼育することが長期飼育のポイントとなります。
基本的には飼育環境は水深が深いところと浅いところを作り、陸場を設けてシェルターを作ってあげると大丈夫です。
また、水質維持のために濾過装置をつけることをお勧めします。
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