爬虫類の中で最も長生きするといわれている亀ですが、日本にも固有の亀が生息しております。
代表的なのがイシガメとクサガメです。
この2種類は昔から日本の河川や沼、池で生息が確認されております。
この日本を代表する亀でクサガメについて記載させていただきます。
クサガメですが最近ではカントンクサガメという海外のクサガメも増えてきており、なかなか、日本のクサガメに野生でお目にかかることが少なくなってきております。
また、カントンクサガメだけではなく、今の日本では外来種のアカミミガメが異常発生してきており、クサガメの生息数は年々減ってきております。
このクサガメですが、基本的には日中に甲羅干しなどを行うこともありますが、夕方から早朝にかけて行動することが多い特徴があります。
クサガメを家庭内で飼育する場合は一番いいのは野生のクサガメを捕まえて飼育するほうがいいですが、なかなか、捕まえるのは難しいですよね。
多くの方が春先から夏にかけてペットショップで出回るゼニガメとして販売されているクサガメの子供から飼育することが多いと思います。
なかなか、クサガメの大きいサイズはペットショップで販売されていることが少ないため小亀からの飼育となる場合が多いでしょう。
クサガメは小亀から飼育すると寿命は20年以上は生きると言われており、中には人間並みにいきる亀もいるそうです。
亀自体の平均寿命はよく10年から15年とペットショップで記載されていることが多いですが、上手に飼育していると確実にもっと長生きさせることができます。
クサガメの飼育方法ですが、多くの方はゼニガメから飼育されると思いますが、ゼニガメの場合は水質の変化に敏感でとても弱いです。
イシガメより、強いといわれていますが、基本的に小亀はどの種類も生存率が低いため飼育がとても難しいです。
失敗しないための飼育方法ですが、まずは設備を整えることが大切です。
ゼニガメの場合は室内飼育が原則です。
屋外で飼育していると鳥や猫などの動物の被害を受けて殺される場合が多いです。
室内で飼育する際に必ず必要なのが紫外線ライトです。
この紫外線ライトは亀の甲羅干しのときにとても重要な役割を果たします。
次に濾過装置も必要です。
多くの方がゼニガメでは濾過を使わず飼育されている方がいますが、亀の飼育では一番重要なのは新鮮で綺麗な水が重要です。
亀は魚と違い、老廃物を多く出すので水質の悪化がとても早いです。
ですので必ず濾過は付けてあげるようにしましょう。
後は餌ですが、専用のフードが売られていますので専用フードを主食で与えて、あとは野菜などを適当に与えるようにしてあげてください。
⇒カメの臭い対策!原因が分かれば後は簡単!
⇒おすすめのカメ用品通販サイト