爬虫類の中で最も長生きをするといわれているのがカメですが、カメには大きく2つの種類に分けることができます。
陸場で主に活動するリクガメと水場で主に活動する水棲ガメです。
リクガメは大型種が多いためペットとして飼育している方が多くいますが、冬の寒い時期の温度管理がリクガメの場合は大変で中々日本の一般の家では室内飼育の環境を作るのが難しいため飼育を途中で断念する方が多くいらっしゃいます。
リクガメは小型種の物が多く販売されており綺麗、可愛いと言われて飼育するのが始まりですが、多くの場合は最後には動物園に引き取ってもらうか、爬虫類専門店で下取りしてもらうかのどちらかになっていることが多いようです。
その点水棲ガメは大型種でも水槽内で飼育ができて、寒い冬の場合でも水槽に水槽用のヒーターを入れておくと水温の管理ができますのでリクガメよりは管理がしやすいという利点があります。
今回はスッポンもどきの飼育にに関する注意点を記載させていただきます。
スッポンもどきですがよくスッポンと間違える方が多いようですが、カメの仲間になります。
スッポンもどきは他の水棲ガメと違い甲羅干しなどを行うことをしません。
よく見かけるのが熱帯魚と混泳しているところが多く見かけます。
スッポンもどきはウミガメのように良く水中を泳ぎまわります。
しかし、陸場に上がることは自然下でも滅多になく、魚同様に水中メインに生息しております。
スッポンもどきは現在は保護対象になっているため入荷数は激減しております。
野生個体の乱獲による減少のようです。
スッポンもどきは昔のようには入荷はありませんが、飼育はできる種類になっています。
飼育する際には次の点に注意してください。
スッポンもどきは基本的には肉食です。
小魚や甲殻類を良く食べますので基本的には単独飼育がお勧めです。
また、汚水での飼育は皮膚病の原因となりますので必ずろ過装置が付いた水槽で飼育するようにしてください。
よく、熱帯魚の大型種と混泳されているかたがいますが、相性が悪くなった場合はお互いに傷つけあいますので注意が必要です。
スッポンもどきは気分屋な面がありますので混泳には十分に注意してください。
飼育自体はとても容易で病気も少ないためすぐに大きく成長させることができます。
最終的には60cm超える大きさになるものもいますので飼育する際の水槽サイズは大きめのサイズで行うように注意してください。
スッポンもどき同士での飼育は基本的にはできますが遊泳力が大きいために複数飼育の場合はそれなりの大型水槽が必要となってきます。
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