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亀の飼い方~カメ飼育法~

トゲヤマガメの飼育

爬虫類の中で最も飼育がし易くて手間がかからない生き物はカメですが、このカメの種類はとても多くいます。

昔からカメは強いイメージがある方が多いと思いますが全てのカメが強いという訳ではございません。

中にはとても神経質なカメもいます。

今回はこの神経質なカメの中でリクガメではなく水棲ガメの飼育について記載させていただきます。

水棲ガメの中でも神経質なカメと言われているのがトゲヤマガメというカメです。

このトゲヤマガメの生息地は主にミャンマー、タイ南部、フィリピン、マレーシア、インドネシアに生息が確認されております。

また、生息地によっては若干色が違ったり特徴があるものもいますが、トゲヤマガメはトゲヤマガメですので飼育方法は変わりありません。

このトゲヤマガメは食性は雑食性ですが草食傾向が強く主食は植物質の物を食べております。

しかし、飼育下では肉類なども良く食べますので良く食べる方を主食として与えても問題はありません。

トゲヤマガメは昔は流通が比較的多い方でしたが最近ではめっきり減ってきており、ペットショップでは見かけられなくなってきております。

トゲヤマガメだけではありませんが、他のカメも生息数が減少しているのは事実です。

最近では野生個体の捕獲禁止となっている種類も多いためブリードができる個体はブリードをして販売されているものが多くあります。

しかし、トゲヤマガメは繁殖は難しいためワイルド個体が中心に流通しております。

このトゲヤマガメの飼育環境は水場と陸場が必要ですが水場は足が届く程度に水を入れておき、常時地面に手足が付く状態で飼育を行ってください。

基本的にはトゲヤマガメは神経質な性格でもあるため他のカメとの混雑には向きません。

大人しい多種となら飼育ができると思って一緒に飼育しているとトゲヤマガメは拒食して餌を中々食べてくれなくなります。

餌を食べてくれなくなると単独飼育に切り替えても中々餌を食べてくれませんので飼育環境は基本的には単独飼育で行いましょう。

飼育環境では極端な低温、高温、多湿による蒸れ、乾燥に注意して環境はできるだけ同じ環境で維持するようにつくりましょう。

トゲヤマガメは甲羅の周りに棘状の突起を持っていますので手で触るときなどは注意して触るようにしましょう。

また、カメの仲間では珍しく直射日光を好みません。

ですので、紫外線ライトは不要ではありませんが弱いものを点灯時間を短くして利用しましょう。

トゲヤマガメは稀にしか入荷しませんが希少種の中ではお値段は安い方ですので興味がある方は是非飼育の挑戦をしてみましょう。


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