動物園の爬虫類コーナー最も見かける大型の亀でゾウガメとケヅメリクガメの2種類のリクガメが飼育されているところが多くあります。
大型のリクガメは大人や子供たちにもとても人気があり有名です。
大型種の中でもゾウガメは生息数が激減しており、ペットショップで販売されているところも少なく、とても高額なお値段で販売されております。
ゾウガメは希少種となってきており、野生個体は絶滅危惧種となっておりますが、ケヅメリクガメはアメリカなど海外で繁殖に成功しているところが多く、ペットとしての人気も高いので日本でも大型種のリクガメのなかでは最も入手しやすい大型種のリクガメとなっております。
ケヅメリクガメの場合は繁殖個体が中心ですので10cm前後のものが最も多く販売されております。
ケヅメリクガメは最終的には80cm前後にまで成長するもが平均的であり、飼育するスペースの確保は一般家庭では難しい物があります。
ケヅメリクガメは他のリクガメと比べるととても成長が早い特徴があり、2年~3年で大きさは30cm以上にまで成長するものもいます。
ケヅメリクガメを飼育する際に最初はリクガメフードや野菜類を規定量を与えると良いですが、成長するにつれて、食べる量も多くなり増えてきます。
大きくなると陸ガメフードでは人間より食費がかかってしまうぐらい良く食べます。
大型に成長すると中々飼育が厳しくなります。
40cmぐらいになるとキャベツは1日半分近く軽く食べてしまうものもいます。
80cm前後にまで成長するとキャベツ丸ごと1個は軽く食べてしまい足りない場合もあります。
ケヅメリクガメは成長に伴い餌も多く食べますが意外と多くの食材を食べてくれますので、公園や庭に生えている雑草などを餌で与えても良い物も多くあります。
代表的な雑草はヒヨコ草です。
これはどこにでも生えていてリクガメも好んで食べてくれます。
しかし、与える時には除草剤など何が付いているかわからないため良く洗ってから与えるようにして下さい。
ケヅメリクガメは乾燥している砂地を好みます。
しかし水浴びも必要になってきます。
水浴びの場合冷水は絶対に駄目です。
25℃から40℃の間で水温を設定してあげて温浴などを行ってください。
また、夏場と冬場でも若干適した水温が変わってきますので温浴時には微調整も必要です。
飼育しているとどうしてもリクガメは運動不足になるため便秘気味になることが多くなります、温浴をして排出物を出す習性が飼育下ではあるようです。
ケヅメリクガメは大きくなると持ち運びが一人ではできないため温浴などは行わずにお風呂でシャワーをかけてあげて暖めて行っている方が多くいらっしゃいます。
ケヅメリクガメは大型に成長しますので、飼育スペースが確保できることを確認してから購入するようにしてください。
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