爬虫類の中で最も人気があり、長生きする種類がカメですが、このカメには大きく分けて二つに分けることができます。
リクガメと水棲ガメです。
この2種類は基本的に陸か水場かのどちらかですが、現在はペットとして人気があるのは水棲ガメのようです。
水棲ガメといっても小型種から大型種とが多くいます。
ペットとして人気があるのはやはり小型種が人気が高いようです。
今回は小型種のカメの中でもキイロドロガメの産卵について記載させていただきます。
キイロドロガメですが昔は度のが目の中ではもっともポピュラーなカメであり人気もあるか目で入荷も多く手に入りやすいカメでした。
しかし、最近ではキイロドロガメの野生個体が激減しております。
ペットショップにも昔に比べるととても少なくなり、最近では見なくなってきました。
キイロドロガメの特徴は甲羅がまるくて黄土色でとても可愛くきれいなカメです。
このキイロドロガメのブリーダーは少ないですが、人工繁殖の成功例は多くあるようです。
キイロドロガメを産卵させるためにはまず、産卵場所を作ってあげることです。
産卵場所は、ほかの水棲ガメ同様に砂場に行います。
砂場はそれほど広くは要りませんがあまり狭すぎるとキイロドロガメが落ち着かないため水中産卵になってしまい、死産となってしまうことが多いようです。
キイロドロガメの産卵を飼育下で成功させるためには飼育環境を水場と陸場を清潔に保ち、水温と気温を25度程度に設定します。
そして、オス個体とメス個体を飼育させておき交尾するまで様子見ます。
比較的メスよりオスの方が荒いためなかなか交尾までたどり着かないのでペアリングができるまでは苦労するかも知れません。
交尾の確認が取れたらオスメスを別々に飼育しておいた方がいいでしょう。
メスは単独の方が落ち着いて産卵します。
産卵が確認取れたらメスも卵からはなして飼育をおこないましょう。
カメの卵は鳥などとは違い親ガメは温めることはしませんので産卵の確認がとれたら人工的に温めてあげます。
温める温度は28度程度で十分です。
あまり高かったり低かったりすると生まれてくるカメの甲羅がずれていたり、弱い個体が生まれることが多いので温度調整にもきをつけましょう。
また、加湿も重要です。
湿度が高すぎたり、低すぎたりすると乾燥して死んだや、湿度が高すぎるとカビが生えて死んだなどが多くなります。
キイロドロガメは今では希少種になりますので繁殖に成功した場合は飼育しきれないときは業者で喜んで引き取ってくれるところも多いためオスメスペアで育ててる方は是非繁殖に挑戦してみてください。
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