爬虫類の中で飼育している方が多いのは水棲ガメが圧倒的に多いようです。
他にもペットショップには蛇やトカゲ、カメレオンなど多くいますが、餌の調達が難しかったり、餌が気持ち悪かったりでカメほどの人気は無いようです。
また、水棲ガメの場合は、小さい子から大人までの幅広い年齢層の方々が飼育されており、水棲ガメの人気はとても高いものとなっております。
また、水棲ガメの中でもとても人気がある種類はハコガメの仲間が人気があります。
このハコガメですが、カメが首、手足、尻尾を甲羅に引込めたら、引込めた各場所を蓋をするように甲羅が塞がり、箱のようになってしまいます。
普通のカメは引込めたところが外から分かりますが、ハコガメの仲間は甲羅だけになってしまいます。
このハコガメですが多くのハコガメの種類は水棲傾向が低く陸場を好む傾向が強いですが、マレーハコガメというハコガメは水棲傾向が強いカメで、水場をよく好みます。
このマレーハコガメですが、ハコガメの中では最も大きく成長する種類でオスメスでサイズは若干変わりますが、20cmから25cm程度まで成長するものがいるようです。
このマレーハコガメの飼育方法ですが、基本的には水槽やプラ舟で飼育します。
陸上でも生活をしますので、甲羅干しなどをするスペースと泳げるスペースの水場を作ってあげましょう。
飼育スペースは広く作れるようでしたら、水場は浅い場所と深い場所を作ってあげるとマレーハコガメは喜びます。
マレーハコガメは複数飼育もできますが、複数飼育する際は、それなりの飼育スペースが必要です。
ハコガメの中でも水場を好みますのでよく泳ぎます。
複数飼育の場合は単独飼育の場合に比べると水の汚れ方がとても早いため、水替えを頻繁にしてあげないといけません。
また、カメの飼育に向いている濾過フィルターがあります。
熱帯魚などの飼育で利用する水中ポンプにフィルターを付けれるタイプの物や外付けフィルターを利用すると良いでしょう。
しかし、マレーハコガメは良く食べて良く動き回りますのでそれなりに排出物も多く出しますのでフィルターも頻繁に洗う必要があります。
マレーハコガメは雑食傾向が強いですが、魚肉なども食べます。
餌は一般的な水棲ガメフードを主食で与えて、メダカや小赤などを時々数匹あげるといいでしょう。
マレーハコガメの飼育水の温度ですが、20℃を下回らないようにしておきましょう。
20℃を下回ると動きが鈍くなり、食欲もなくなります。
カメは冬眠をしますが、飼育しているカメを冬眠させるには、それなりの設備やテクニックもいりますので、一般家庭での飼育では冬には水槽用ヒータなどで飼育水を加温するなど工夫して、水温の管理を徹底してください。
また、紫外線ライトは甲羅干しに必要ですので必須です。
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