日本には多くの爬虫類が生息しております。
また、爬虫類の中でもトカゲやヘビ、カメなど多くの種類がいますが最近はペットとして飼育されている方が多くいらっしゃるようです。
基本的には日本の爬虫類がペットショップで売り出される時は人工繁殖個体ではなく野生個体が多く販売されています。
その中でカメの幼体に関しては人工繁殖のものが多いようです。
このカメの人工繁殖のもので最近一番流通量が多いのがクサガメです。
クサガメの幼体が多く出回っております。
また、このクサガメの幼体は最近ではゼニガメと呼ばれるようになり、ゼニガメとして販売されております。
昔はゼニガメと言えばイシガメの幼体のことを指していましたが今ではクサガメの幼体をゼニガメというのが一般的の様です。
このクサガメを今では幼体から飼育している方が多くなってきていますが、このクサガメとはどのような習性があるのでしょうか。
クサガメは日本の河川や沼や池に生息しており、深場や浅場に関係なく生息しております。
ですので泳ぎも上手く活発に活動します。
基本的にクサガメは日中に甲羅干しなども行うことをしますが、他の水棲ガメに比べると甲羅干しの時間は長くはないようです。
クサガメは基本的には日中活動するカメですが、産卵期になると日中も少しは動きますが、夜に活発に動くようになります。
日中は水場での活動を中心にしますが、夜になると陸場に上がり、移動します。
そして、産卵場所に条件が合うところを探して産卵をします。
だいたい産卵する時期が5月ぐらいから6月ぐらいが多いようです。
最近は気候が異常気象なことが多いため産卵期の前後は多少あるようです。
クサガメの性格はイシガメに比べるととても荒い性格です。
しかし、飼育しているととても懐いてきますので可愛くて飼育者も多くなってきております。
クサガメとよく似ているカメで最近ではカントンクサガメが外来種として日本の河川にも住み着いているものが多いようです。
このカントンクサガメは協調性があまり無く性格も少々荒い面があり、日本のクサガメとはあまり相性が良くないようです。
クサガメを良いくしている方にはカントンクサガメとの見分けはすぐに付くと思いますが、一般の方が見るとあまり見分けがつかないので外来種とは思われない方が多いようです。
クサガメとイシガメの子はウンキュウですがイシガメとカントンクサガメはまず、交尾することが無いのでハイブリッド個体はできることは無いでしょう。
今後はクサガメの種類で多くなっていくのはカントンクサガメが増えていくと思われます。
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