日本にはカメの仲間では日本石亀とクサガメが代表的な日本固有のカメでありますが、スッポンでも日本スッポンという日本固有のスッポンがいます。
この日本スッポンの場合は主に食用となっていることが多く飼育されている方はあまり多くいらっしゃらないのが現状ですが、中には日本スッポンの飼育をされている方もいます。
この日本スッポンですが、とてもデリケートな生き物です。
物音にも敏感で甲羅干しをしていても一瞬で反応して逃げていきます。
飼育するにはまずは静かな環境で飼育環境の変化に慣らしていかないとショック死を起こす場合もありますので最初が肝心です。
スッポンは基本的には陸場より水の中で生活を行っておりますが、甲羅干しもカメ同様に行っております。
日本スッポンの多くは食卓に並びますが、最近はペットとして購入している方も多くスッポンの人気も急上昇中です。
日本スッポン以外でも海外のトゲスッポンや箱スッポンといったような種類が多くいますが、基本的にはスッポンは肉食傾向が強いです。
日本スッポンの飼育環境ですが水温は熱すぎず冷たすぎずで23℃前後が理想です。
後は甲羅干しするときのライトは必要です。
日本スッポンは日本に生息しているら簡単だと思い込む方が多くいらっしゃいますがスッポンの中では世界のスッポンと比べても飼育難易度が高いため最初の設備などを整えることが長期飼育できるためのコツでもあります。
餌は小赤を好んで食べてくれます。
あとはスッポン用の餌というのは販売されていませんのでカメ類の餌を与えてあげると良いでしょう。
よく昔からスッポンに噛まれると雷が鳴り終わるまで噛みつかれたところは離さず噛みっぱなしと言われていますが、スッポンを水の中に戻すとすぐに離してくれます。
スッポンは甲羅がカメみたいに硬いこともなく少し柔らかい甲羅です。
スッポンを持つときは甲羅を両手で持つようにしましょう。
また、スッポンの首付近には絶対に手を近づけないようにしてください。
噛まれると、とても痛くてなかなかスッポンを落ち着かせることができないため、一度噛まれてしまうと大変です。
スッポンの種類は世界中とても多くいますが、日本スッポンの飼育ができると他のスッポンの飼育も難しくないですので是非日本スッポンの飼育に挑戦してみてください。
スッポンは水温の変化にはあまり強い方ではありませんので水温に変化を与える時は徐々に何日かかけて行いましょう。
飼育環境に慣れてしまえば餌食いも良いですので安定した飼育を行うことができると思います。
⇒カメの臭い対策!原因が分かれば後は簡単!
⇒おすすめのカメ用品通販サイト