クリイロハコヨコクビガメはアフリカ大陸に生息しており、北はスーダン、マリ、南はアンゴラまで生息が確認されております。
流通量は比較的多いため国内のペットショップではちゅうるいを 取り扱っているところであれば、店内で販売をしていなくても、予約購入は可能のところが多いですので、入手したい方はお近くの爬虫類取扱い店にお問い合わせをしてみると良いでしょう。
このクリイロハコヨコクビガメの特徴ですが、甲羅の色は褐色で暗めの甲羅のものから明るめのものまで様々です。
主に生息している地域によって微妙に甲羅の色が違うことが多いことがあるようです。
多くのクリイロハコヨコクビガメは淡黄色の虫食い模様が入っております。
稀に入っていない個体もいます。
このクリイロハコヨコクビガメは比較的広い河川や沼に生息しており、動きが活発です。
また、雨季の降雨時には陸を歩いて移動して生息場所を変えていきます。
一般的に日本に生息しているイシガメやクサガメの場合は冬になると泥のなかなどに潜り、冬眠をしますが、このクリイロハコヨコクビガメは乾季に水量が減ってきた河川などでは泥の中に潜り休眠することもあります。
クリイロハコヨコクビガメは基本的には雑食性で何でも良く食べますが、草食、肉食で比べると肉食傾向が強い雑食性になります。
自然下ではカエルや昆虫、無脊椎動物などを好んで良く食べております。
ペットとして飼育する場合は中々、人工餌は食べてくれないものも中にはいますが、最初は熱帯魚屋さんやペットショップで売られているミルワームなどの生き餌を交えて与えると簡単に餌付いてくれます。
徐々に人口餌に移行していきましょう。
このクリイロハコヨコクビガメは大きさが5cm程度ぐらいの子供が出回っておりますので、飼育される方は子供から飼育することになります。
上手に飼育するポイントは、まず最初に餌付けを成功させることです。
餌付けさえしてしまえば、基本的に簡単に長期飼育が可能です。
クリイロハコヨコクビガメは最大で大きさが30cm近くにもなるものもいますので、飼育する際はそれなりの大きさの水槽などを用意しましょう。
また、水温は20℃から28℃ぐらいまでの間で飼育するようにしましょう。
高温には強いカメですが、低温にはとても弱く冬にヒーターを使用しない場合は確実に死んでしまいますので冬には必ず加温をするようにしましょう。
クリイロハコヨコクビガメは気性は荒くはありませんが、動きが活発ですので複数飼育する場合は飼育スペースを充分作ってから複数飼育をするようにしましょう。
飼育スペースが狭すぎるとストレスを与え続けることになりますので気性が荒くなったり病気したりしますので飼育する際は注意して飼育しましょう。
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