爬虫類をペットとして飼育されている方がとても多くいます。
最近のペットショップでは爬虫類コーナーを設けてあるところも多く、ヘビやトカゲやカメレオンなど多くの爬虫類を取り扱っているショップが増えてきております。
爬虫類の中でもカメが飼育しやすいといわれており、手間もかからないため人気となっております。
爬虫類と言えば気持ち悪いというイメージが強くある方が多いでしょう。
しかし、カメに関しては爬虫類であることすら知らなかった方が多くいらっしゃいます。
カメは慣れてくると自分から寄ってきては餌を食べてくれますのでとても可愛くて人馴れする賢い生き物です。
このカメには水棲ガメとリクガメがおりますが、どちらも比較的飼育下では良く慣れます。
今回はリクガメの中で最近ではあまり見かけなくなりましたがトラバンコアリクガメの飼育について記載させていただきます。
トラバンコアリクガメはインド南西部、セレベス島、ハルマヘラ島に生息しているリクガメであり、ペットとしても流通されており、人気があるリクガメです。
しかし、リクガメの中では飼育方法が細かくて、飼育難易度は難しいジャンルに入ります。
このトラバンコアリクガメは乾燥している環境よりも湿度が高い環境を好みますので加湿器が飼育には必須となっております。
加湿器を使うリクガメの飼育は管理が大変なこともあり、飼育難易度は高い物となっております。
飼育する際にはリクガメは床に砂などを敷きますが、湿度を好むリクガメにはカビに注意しなければいけません。
加湿器を弱めすぎるとリクガメの状態が悪くなりますので微調整が難しくなります。
また、加湿量が多いと飼育ケース内が蒸れてしまいます。
湿度を好むリクガメも蒸れにはとても弱いので注意してください。
また、餌はリクガメフードを中心に与えておけば栄養バランスも良く便利ですが、加湿によりリクガメフードいカビがはえやすくなってきます。
基本的にはリクガメフードを一度に食べれる量を数苦界に分けて与えるといいでしょう。
野菜類を餌にするときは葉っぱ類は多めに与えておいても大丈夫です。
湿度が高い分長持ちします。
しかし、気温を高めに設定しておくと腐りやすいため小まめに取り除いてあげることが必要になってきます。
トラバンコアリクガメの飼育は一般的には少なく動物園などでは時々見かけることがあります。
あまり、流通量が多い種類ではありませんのでなかなか、飼育できるきっかけも少ないでしょうが、飼育することになるようであればとても飼育が難しい種類になりますが、育てがいはあるカメですので是非飼育に挑戦してみてください。
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