爬虫類で最も長生きするといわれているカメですが最近ではペットとして飼育されている方が増えてきております。
カメは種類にもよりますが、人間よりも長生きするものも多くいます。
長生きしているものでは100年以上の記録を持っているものもいるようです。
亀は人間並み、人間以上に長生きする種類が多いため飼育する際は家族の一員と思って飼育されるようにしましょう。
今回はカメの仲間であり、リクガメではなく水棲ガメの仲間でホオアカドロガメの飼育について記載させていただきます。
ホオアカドロガメはドロガメ科ドロガメ属であり、中米メキシコ、ベリーズ、グァテマラ、ホンジュラス、ニカラグア北東部で生息が確認されております。
オスメス共に15cmまでしか大きくなりませんので小型種のカメであり、飼育者からも人気が高いカメとなっております。
ホオアカドロガメの特徴は頭頂部は暗褐色であり、頭側部に赤褐色やオレンジ色の斑紋が入るのが特徴です。
個体により若干模様が違ったりもする者もいますが基本的には虫食いや網目柄の模様が入っております。
自然下での生息場所は非常にシロクチドロガメと似ており、緩やかな流れの河川や止水域の浅場で生息しております。
また、下記の乾季には水位が下がっているところの泥の中で夏眠する性質もあります。
ホオアカドロガメの食性は何でも良く食べる雑食性ですが、自然下では昆虫類や甲殻類、魚類などの肉食質が強い物を食べております。
ドロガメの種類の中でもシロクチドロガメとは似ているところが多くあり、流通でも成体、幼体ともにシロクチドロガメ同様に入荷が多いのが特徴です。
ホオアカドロガメの飼育を上手にするポイントは冬場の低水温時に水温が下がり過ぎないようにヒーターで管理することと、真夏の水温の上がり過ぎに注意していくことが長期飼育のポイントになります。
また、他のカメも同様ですが、飼育水が汚れていると皮膚病になり易いため水替えは念入りに行いましょう。
餌は何でも良く食べてくれますので水が汚れにくい餌を選ぶことで水替えの回数が減ります。
また、カメの場合は排出物も多いので水の汚れは熱帯魚などの魚とは違いとても早いです。
ホオアカドロガメは水槽内に砂利を敷くと誤って食べてしまうこともありますので砂利は敷かない方が良いでしょう。
誤って食べたものが出てこなければ死に至ることもありますので注意してください。
カメの中ではまだまだ入荷が多い種類になりますので飼育ができるチャンスは誰でもあります。
ドロガメの仲間は小型種が多いため初心者の方にもおすすめのカメです。
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