ペットショップでは最近は爬虫類コーナーを設けているところが多くなってきております。
また、爬虫類以外にも小動物コーナが人気があり、昔のような犬や猫だけを取り扱っているペットショップは減少してきているようです。
その理由は最近の日本では犬や猫を飼育したくてもできる環境では無くなってきていることが大きな原因となってきております。
犬や猫は鳴きますので近所に迷惑がかかるなど気にしながら飼育しなければいけません。
しかし、爬虫類や小動物は鳴く動物がいても声が小さかったり飼育スペースも狭い場所でしいくできることから人気があるようです。
また、爬虫類の中では水棲ガメが人気があります。
この水棲ガメの人気の理由は小型種がとても多く飼育が熱帯魚感覚で飼育ができ、更に餌やりなどをしていると慣れてきたら近寄ってきてくれるようになるので可愛いと評判です。
昔はペットショップではあまり爬虫類を取り扱っているところは少なく、売っていてもミドリガメやゼニガメ程度で今のように世界各国のカメを販売している状況ではありませんでした。
今回は希少種にはなりますが水棲ガメのヘンゲハコヨコクビガメの飼育について記載させていただきます。
ヘンゲハコヨコクビガメはヨコクビガメ科ハコヨコクビガメ属に属しているカメであり、アンゴラ、ウガンダ、コンゴ民主共和国南部、ザンビア、ジンバブエ、タンザニア西部、ブルンジ、ボツワナ北部、マラウイ、南アフリカ共和国東部、モザンビーク中部、ルワンダに生息しております。
生息地は幅広くて生息数も多いとは言えませんが絶滅危惧種までにはなっておらず日本への入荷も稀にはあるようです。
しかし、流通量が少ないことからペットショップや爬虫類ショップで入荷されていても販売価格はとても高価であり、中々手が出せる金額ではありません。
ヘンゲハコヨコクビガメは食性は肉食傾向が強い雑食性のカメであり、小魚や無脊椎動物を好んで良く食べております。
また、大きさは30cm弱まで成長するようで中型種になります。
このヘンゲハコヨコクビガメは人工繁殖例はまだ聞かれないので入荷する個体は全てワイルド個体のようですので、性格も少々荒い物が多いでしょう。
飼育環境は比較的水棲傾向が強いため陸場を小さく水場を広くとり、泳ぎやすいように水深も深くとっておくとよいでしょう。
まだまだペットとして飼育していくにはデータがすくないカメですので今後が楽しみですね。
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