爬虫類が最近ではペットとして飼育されてきている方が増えてきているようです。
その理由はイヌやネコのように毎日餌をやる必要がない点と鳴かない点が大きな理由です。
イヌやネコを飼育していると餌やりが毎日必要で家を留守にすることも難しく中々家を空けることが難しく、ペットホテルなどに預けていくことになってしまいます。
しかし、爬虫類の多くの場合は餌は毎日あげる必要はなく、水も一日では無くならないために3泊ぐらいの旅行であれば気軽に留守できるということが爬虫類であれば可能です。
また、近所に迷惑をかけることを考えないで済むことも爬虫類の飼育の人気のひとつです。
今回は爬虫類の中でもカメの仲間であるニオイガメの種類の複数飼育について記載させていただきます。
ニオイガメの中で最も人気があるカメはカブトニオイガメですが、カブトニオイガメは基本的には気性が荒く、協調性もないカメで有名です。
このニオイガメの種類は全部が同じような性格です。
カブトニオイガメとミシシッピニオイガメが多くペットショップなどで販売されていますが、このほかにも沢山のニオイガメがいます。
ニオイガメは小型種が多いことで人気もあります。
ですが、複数飼育には向きません。
しかし、小型のためどうしても複数飼育をしたくなるようです。
複数飼育を行うためには一番いい方法は、同じ種類を幼体の時から3匹以上で飼育することです。
ここで注意する点は将来的に孵化をさせることを目的にするのであれば同じ親から生まれたカメを一緒には飼育しないようにしましょう。
基本的に同じ親から同じ日に生まれた卵の性別はカメの場合はオスかメスのどちらかに偏っています。
これはカメの習性であり暖める温度によって性別が変わると言われております。
ですので繁殖目的で飼育する際は別の親からの子亀を複数飼育するか、同じ親でも違う日に孵化したものを飼育するかをするようにしてください。
あまり、同じ親から生まれたカメ同士を繁殖させる行為はお勧めはできません。
動物や人間と同じで血縁が近すぎると奇形が産まれることが多いようです。
また、ニオイガメを複数飼育させるためのコツは幼体からずっと同じ環境で育てることが一番ですが、成体の場合は同じ水槽内で飼育をしてセパレータなどで仕切ってから慣らせていくことでも複数飼育が可能です。
比較的に気性が荒く縄張り意識が強いカメですので成体の複数飼育には時間を掛けながら行わないと難しいようです。
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