爬虫類をペットにされている方がとても多くなってきております。
その爬虫類の中でも最も飼育しやすいのがカメの仲間です。
カメの仲間でもリクガメと水棲ガメとがいますが、飼育環境、方法は全く異なってきますがリクガメと水棲ガメの購入時に見るポイントで甲ズレ有、無とよく通販などでは見かけると思います。
この甲ズレとは、いったいどのような事を指すのでしょうか?
今回は甲ズレについて記載させていただきます。
甲ズレと来て、多くの方たちはカメの甲羅のズレとイメージされる方が多いと思います。
簡単に言うと甲ズレとは甲羅のズレになります。
この甲ズレは例えば、カメの甲羅を中心から右半分と左半分を見比べます。
左右綺麗な対象であればとても優良個体となってきます。
カメの甲羅の模様の左右対称の微妙なずれも甲ズレ有と判定されてしまいますので最近では特にリクガメですが甲ズレ有の分はとても安く販売されていたりします。
この甲ズレには色々な甲ズレがあります。
まずは甲羅の模様の左右対称が違うもの。
次に、甲羅が凹んでいるところがあるものも甲ズレになります。
また、カメの腹部側の甲羅の凹や盛り上がりも甲ズレ扱いとなります。
甲羅が少し欠けていたりする分は甲ズレ扱いではありません。
良くある表記では「欠け」になります。
カメの場合の多くは甲ズレが微妙にあるものばかりです。
この甲ズレがあるカメは比較的ショップでは安値で取引されておりますが、甲ズレ無のカメと甲ズレ有のカメでは何か飼育上で違うものがあるのでしょうか。
甲ズレがあるカメで甲羅の模様が左右対称で無い物に関しては特に何の心配もすることなくカメの飼育上で困ることはありません。
しかし、こうらの 凹みや歪みがあるカメに関しては注意が必要です。
カメの腹部側の甲羅がよく凹んでいるカメが多いです。
この腹部の凹みは初心者では見逃すことが多いため注意が必要です。
甲ズレがあるカメで特に腹部の凹みの場合は餌を食べた後の消化不良になり易かったり、拒食するカメも多くいます。
リクガメの場合は小さい内には甲ズレが無く綺麗な甲羅をしていても大きく成長していくにつれて甲ズレが出てくるものも多くいます。
カメの場合は腹部の凹みがあるものはできるだけ購入は避けておきましょう。
甲ズレと記載されているカメの中では模様の左右対称などは飼育下でも特に問題ありません。
甲ズレは水棲ガメでも多くいます。
水棲ガメのなかではドロガメの仲間が甲ズレしているものを良く見かけます。
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