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亀の飼い方~カメ飼育法~

ミナミイシガメを飼育する際の注意点

爬虫類の中で最も長生きする生き物はカメですがこのカメの生息数が野生では激減してきております。

その理由はまずは食用としている民族が多くいる点とそして、ペット用に販売目的で乱獲されていることが大きな原因となっているようです。

日本人は鯨を食べますがカメを食べることはしません。

鯨を食べる日本人は悪者扱いされますが、カメを食用にしている民族は悪者扱いどころか話題にもなりません。

同じ生き物を食べているのにおかしなものです。

鯨もカメも他の牛や豚などの動物も同じ生き物です。

その中でカメが激減している中食用としている民族は捕獲を控えるべきです。

特に中国ではカメを食べる方が多いようで中国は人口も多いため、食用となってしまってはすぐに無くなってしまいます。

カメは激減していく中でも繁殖に成功しているかたも少ないですがいるようで繁殖個体であるCB固体の販売がペットとしてカメも販売されることが多くなってきました。

今回は水棲ガメの中で比較的繁殖が容易にできる種類であるミナミイシガメの飼育に関しての注意点を記載させていただきます。

ミナミイシガメですが、基本的には飼育は容易です。

しかし、幼体からの飼育になると注意点が多くあります。

ミナミイシガメの幼体は水質変化にとても敏感です。

ですので水変えは毎日行うか、濾過器をつけるかしましょう。

水変えを軽く見ていて怠っているとかなりの高確率で皮膚病になります。

イシガメの種類は皮膚が弱いのも特徴ですので注意してください。

また、皮膚以外にも甲羅の腹部もあまり丈夫とはいえません。

傷がつきやすくその傷から菌が入ることも多くあります。

カメは一度病気や菌がついてしまうと完治までかなりの時間を要します。

また、病気になると食欲の低下などが起きてしまい、次から次へと問題も起こってきます。

ミナミイシガメの飼育ではとにかく水質を綺麗に保つということを重点にして飼育をしましょう。

また、ミナミイシガメは同属種の他種とでは簡単に交尾が行われてハイブリッド固体が生まれることがあります。

生態系を崩さないためにも同属他種とは別にして飼育するようにしましょう。

ミナミイシガメは生息地が広いため亜種も多くいます。

それぞれ特徴が微妙に違いがありますが、基本的には飼育方法が同じで注意事項も同じですので飼育する際は必ず注意点を理解した上で飼育するようにしましょう。

ミナミイシガメは小型種のため簡単に飼育できますが複数飼育は最初は避けてまずは単独飼育で1匹から飼育に挑戦してみてください。


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