爬虫類の中で多くの種類がいますが、最近はこの爬虫類をペットとして飼育されている方が増えてきているようです。
中でも長生きをするという点でカメの飼育が人気あるようです。
カメはリクガメと水棲ガメとに分けられますが、水棲ガメの方がリクガメよりお手軽に飼育でき、多くの水棲ガメは熱帯魚感覚で飼育が可能です。
飼育が比較的簡単で他の爬虫類のように気持ち悪い餌ではないという点から男女年齢層問わず人気があるようです。
最近では多くのペットショップで爬虫類コーナーを設けているところが多くあります。
今回は水棲ガメの仲間であるハナガメの飼育に関しての注意点を記載させていただきます。
ハナガメはイシガメ科イシガメ属に分類されているカメでイシガメ属の別種とではハイブリッドを作り出してしまうためあまり複数飼育はお勧めしません。
また、ハナガメは繁殖力が強い種類でもありますが、病気にはとてもかかり易く弱い特徴があります。
主な病気は皮膚病であります。
この皮膚病は野生の個体では水質が悪化することが少ないためかかることが少ないですが、飼育下では水質の管理を行っているとすぐに皮膚病になってしまいます。
ハナガメを上手に飼育していくには幼体から飼育される方が多いと思いますので幼体の内は必ず水替えを頻繁に行ってください。
毎日してもいいくらい綺麗な水で飼育した方が安心できます。
幼体から成体に成長していくにつれてハナガメは丈夫になっていきますので幼体の時にどれだけ念入りに手入れするかで長期飼育ができるかどうかの左右されることになってしまいます。
また、ハナガメは基本的にはおとなしい性格のカメですが、神経質な面がありデリケートなカメです。
ですので、飼育当初はシェルターを用意してあげて飼育環境に慣らしていくようにしましょう。
ハナガメはシェルター内で落ち着きますので徐々に慣らしていくと良く人間にも慣れてきます。
餌やりの時にハナガメから近寄ってくるようになるとシェルターを取り除いて大丈夫です。
よく、シェルターをずっと入れっぱなしで飼育している方を見かけますが、間違えではありませんが、シェルターを置きっぱなしにしておくと神経質な面が強く出てしまい、臆病なカメになってしまいます。
野生の場合は別ですが、飼育するからには人馴れさせて飼育した方が良いのでシェルターは取り除く方向で飼育していきましょう。
ハナガメは昔はよくショップでも見かけましたが最近はとても入荷数が減ってきております。
飼育される方は大切に飼育していきましょう。
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