最近ではニホンイシガメの姿を見る機会がとても減ってきているようです。
自然下では昔は日本どこでも見られていましたが最近では滅多に見ることがなく一部の地域で極稀に見ることができるようです。
昔はイシガメの子供をゼニガメとしてペットショップなどで販売されており、ゼニガメといえばイシガメの子供というのが当たり前でした。
しかし、最近ではイシガメが減少しており、生息数も年々減り続けているのが現実です。
ですので、ペットショップで売られているゼニガメはクサガメの子供が売られております。
今ではまず、イシガメの子供がゼニガメとして売られることはありません。
今ではゼニガメといえばクサガメの子供と定着しております。
この貴重なニホンイシガメをペットとして飼育されている方も少なくはなく、結構人気があるカメでもあります。
ニホンイシガメの飼育でよく勘違いされている方がいますので記載しておきます。
日本のカメだから1年中屋外飼育ができると思われている方が多いのではないでしょうか?
ニホンイシガメは確かに日本に生息しておりますが、自然下では晩秋から春にかけては土の中などで冬眠をします。
ですので飼育ケースで屋外飼育は1年中は無理があります。
このニホンイシガメを上手に冬越しをさせてあげるためには飼育ケース内に多くの土を入れて泥を作ってあげて冬眠させるか、もしくはヒーターなどの保温器具を利用するかのどちらかになります。
まず、冬眠をさせる方法は多くの方々は櫛比に終わると思います。
しかし、保温器具を利用する場合は多くの方々が冬越しを成功させることができます。
ニホンイシガメの飼育環境は暑すぎても寒すぎてもダメです。
ニホンイシガメは基本的には他のカメより皮膚がとても弱くて神経質な水棲ガメです。
しかし、飼育を長年していくと最も良く慣れてくれるのがイシガメです。
最初は首や手足を引込めてばかりのイシガメも慣れてくると首や手足を引込めることがなく、餌も手からあげても食べるようになってくれます。
イシガメの冬越しで最も重要なことは屋内飼育が必須であり、水温の管理をヒータで調整してあげることです。
また、室内での飼育になると中々、紫外線に当ててあげることができなくなりますので紫外線ライトを設置することが重要です。
自然下では冬眠しますので成長が冬眠する分だけ遅くなります。
しかし、飼育下では甲羅干しも冬にもできて、冬眠をしないので餌も多く食べることができます。
ニホンイシガメの飼育では綺麗な水と水温さえ、きちんとしておけば病気知らずで健康的に飼育していくことが可能です。
⇒カメの臭い対策!原因が分かれば後は簡単!
⇒おすすめのカメ用品通販サイト