水棲みガメの多くは雑食性ですが多くの水棲ガメは肉食傾向が強くあります。
草食性といわれている水棲ガメでも完全な草食ではありません。
完全な草食性の水棲ガメはいません。
さて、この雑食性の水棲ガメの餌についてですが、一般的な餌はペットショップなどで売られている人工乾燥飼料の亀専用フードです。
この亀専用フードでも飼育は可能ですが、どうしても栄養分が偏ってしまうため、その他の餌を時々与えてあげることが必要となります。
では、どのような餌を与えてあげると良いのでしょうか?
まず、雑食性の水棲ガメは肉食寄りの亀と草食寄りの亀に分けられます。
肉食寄りの水棲ガメには、よく金魚すくいなどで取扱がされている小赤を餌にすると喜んで食べますし、カルシウムやたんぱく質などの栄養分も豊富ですので亀の健康にも最適です。
小赤以外にもメダカやミルワーム、ジャンボミルワーム、コオロギなどもとても栄養効果が高く、亀の健康維持には最適な餌です。
次に水棲ガメの草食性傾向が強い亀ですが、基本的には、野菜を中心に与えると良いでしょう。
しかし、ホウレン草などのようにアクが強い野菜は亀には毒となってしまうこともありますので避けておきましょう。
一般的に喜んで食べてくれる野菜はチンゲン菜や小松菜、水菜などがよく食べてくれます。
また、草食性が強い水棲ガメには観葉植物のポトスの葉っぱもよく食べてくれます。
ポトスはとても成長が早い植物で次から次へと増えていきますので家でポトスを育ててあげると餌代の削減にも繋がります。
ただし、ポトスなどの観葉植物を餌で与えるときは注意が必要です。
それは殺虫目的の薬をりようしているかどうかです。
万が一薬を使用しているようであれば、真水で綺麗に洗ってから与えてあげてください。
基本的にはポトスは虫が付きにくい植物ですので無農薬で育ててあげたほうがベストです。
水棲ガメは餌を与えれば与えるだけ食べてしまいますので与える量を考えてからあげましょう。
基本的には餌を与える時間を決めて、1週間に1回から2回は絶食日を決めて餌を与えない日も決めておくことが必要です。
亀はノロマな動物とイメージが強いですが、自然界ではとても運動量が多く良く動き回ります。
飼育下だとどうしても飼育スペースが小さくなってしまうため、運動不足で消化不良になりがちです。
餌を抜くことが可愛そうだと思わずに必ず餌を与えない日を作りましょう。
餌を与えない日に水変えをすると決めておくこともいい方法かもしれませんね。
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