カメの大きさはどこを測ると良いのでしょう。
多くのショップでは甲羅の大きさで表示しております。
カメの大きさの表し方は背甲や腹甲で表しますが普通は背甲で表すのが標準となっております。
背甲の長さは頂甲板の先端から左右肛甲板の繋ぎ目までの直線距離を測定する場合と前部縁甲板の先端から肛甲板の後までの長さで表す方法がありますのでどちらかの測定方法を統一しているショップが多くあります。
また、甲羅の厚みを測定する場合もあり甲羅の腹部を床面につけて背甲の一番高いところまでを測定して表します。
一般的には高さを測ることは滅多に無く多くのショップでは大きさを表すときには甲羅の長さで表現します。
また、カメの場合は他の爬虫類と違い、痩せているのか太っているのかが、見た目ではわかりません。
この痩せているか太っているかはカメを購入する際にはとても重要なポイントとなります。
同じカメの種類で甲羅の大きさも同じぐらいで見た目も綺麗で異常なしと思ってはいけません。
カメの重量がとても重要です。
同じ大きさのカメでも痩せているカメの場合はとても軽く、また、太っていて健康なカメの場合はとても重くなっております。
このカメの重さですが、基本的に種類ごとに大きさと重さの標準がありますのでペットショップなどで平均的な大きさと重さを聞いてみてもよいかと思います。
多くの方はカメの場合は甲羅が大きくて綺麗であれば大丈夫と思っている方が多いですが、カメは重さが大切です。
また、水棲がめの場合とリクガメの場合では見るところが違うように思いがちですが、基本的には水棲ガメもリクガメも甲羅の大きさに対してどれぐらいの重さが標準かわかりますので標準のデータを参考にしてから比べてみることも良いでしょう。
また、カメの重さが明らかに軽い場合で単独飼育でも餌を食べない場合は何らかの病気にかかっている可能性がありますので、早めに獣医さんに診察してもらうようにしましょう。
あまり爬虫類を見てくれる獣医さんは少ないですが、ペットとして爬虫類を飼育する際はカメなどのジャンルに強い獣医さんを探しておきましょう。
カメには犬のようにワクチンがありませんが、体重は定期的に測定することでカメの健康状態が把握できて、病気などの早期発見につながり、長期しいくを可能となります。
カメの測定は基本的には甲羅の大きさと重さで健康化不健康などもわかりますのでこれからかめの 飼育を始めようとしている方はカメを測定するメジャーやハカリを用意しておき定期的に測定して記録していくと良いでしょう。
水棲みガメはあまり測定する方はいませんが、リクガメの場合は多くの飼育者達が記録して成長記録を記載している方が多くいらっしゃいます。
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