爬虫類の中で最も多く飼育されている種類はカメの仲間です。
このカメの仲間には陸場で生活を中心としているリクガメと水場で生活を中心としている水棲ガメがいます。
水棲ガメもリクガメも人気がありますが、種類によって飼育難易度も変わってきます。
水棲ガメの場合は水質によっての病気なども多くカメの飼育といっても飼育難易度が難しい物から簡単なものまで多くあります。
今回は比較的飼育しやすいカメであり、リクガメの種類の中でヘルマンリクガメの飼育について記載させていただきます。
ヘルマンリクガメは見た目はギリシャリクガメと似ており、爬虫類飼育初心者の方は良く間違えますが、手足が少し違った特徴をもっておりますのですぐに見分けることができます。
ヘルマンリクガメはリクガメの中では小型種であり20cm程度にしかなりません。
日本で販売されているリクガメの中では大型になるものが安く出回っていることが多いですが、こちらのヘルマンリクガメは小型種で安く出回っていますので人気が高いカメとなっております。
このヘルマンリクガメですが、基本的には飼育は同種の同サイズとの複数飼育か若しくは単独飼育で飼育するようにして下さい。
リクガメの多くはデリケートなものが多くおり、最初の飼育環境に慣れる段階に時間をかける必要があります。
同じ種類であっても性格が違ったりすることもありますので初めて飼育される方は単独飼育で飼育されることをお勧めします。
ヘルマンリクガメの飼育環境は乾燥を好みますので粒子が細かい砂を敷いてあげて、水浴びできる容器を入れておいておくと良いでしょう。
また、飼育温度はリクガメの中でも比較的低い方で25℃程度で飼育が可能です。
多くのリクガメは30℃ぐらいでスポットをあてて40度近くの場所を作る必要がありますがヘルマンリクガメには必要はないです。
このヘルマンリクガメは食性は草食性であり、小松菜やチンゲンサイを好んで食べます。
菜っ葉以外ではキュウリやトマト、果物類を好んで食べるようです。
ヘルマンリクガメに与える餌についての注意ですが野菜で良く、ホウレンソウを与える方がいらっしゃいます。
ホウレンソウを与えると食べてくれますが、ホウレンソウはアクが強くリクガメには毒となりますので体調を崩しやすくなります。
また、個体によっては弱ってから死んで今うものもいますので注意してください。
植物性ですので野菜中心となりますが、カルシウム不足になりがちです。
カルシウムは爬虫類にとって大切な栄養分ですので不足していてはいけません。
爬虫類ショップにはカルシウムパウダーが販売されておりますのでカルシウムパウダーを混ぜてから餌を与えるようにしましょう。
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