爬虫類の中で最も長生きすると言われているのがカメの仲間です。
また、カメの仲間では大型種が多いリクガメや小型種や中型種が多い水棲ガメがいます。
この水棲ガメの中でも今回はオオアタマガメという20cm程度のカメの紹介をさせていただきます。
オオアタマガメは中国南部、ベトナム中部、北部、ラオス、ミャンマー、タイ、カンボジアに生息しております。
生息地は幅広く丈夫な水棲ガメとなっております。
オオアタマガメの特徴はオオアタマガメと呼ばれている種類が3種類おります。
チュウゴクオオアタマガメとビルマオオアタマガメ、ベトナムオオアタマガメです。
いずれも丈夫で名前の通り頭が大きくて貫禄がある水棲ガメとなっております。
このオオアタマガメの食性は雑食性で何でも良く食べますが基本的には肉食傾向が強いため主に無脊椎動物や小魚を中心に良く食べてくれます。
また、このオオアタマガメは尾がとても長く物に巻き付けることもできて運動能力も優れているようです。
生息場所は比較的標高が高い場所に生息しており、渓流で岩が多いところを好んで住家にしていることが多いようです。
水量は少ないところを好みますので良く歩くことも特徴です。
水棲ガメの中では泳ぎは得意ではないようです。
浅瀬や水際を自然下でも移動しているようですので飼育環境についてはあまり、水深を深くしないようにして下さい。
また、このオオアタマガメは主に夜行動する場合が多いため夜行性傾向が強いようです。
オオアタマガメの食性は肉食傾向がとても強いため自然下では甲殻類や魚類を中心に捕獲するようです。
肉食傾向が強いカメは基本的に性格が荒いとよく言われておりますが、オオアタマガメはおとなしいために飼育していても安心できます。
オオアタマガメの飼育環境は比較的涼しい環境を好みます。
夏季の高温多湿には要注意です。
基本的には30℃以上には飼育水がならないように飼育しましょう。
適温は18℃から25℃程度までがオオアタマガメの環境には適しております。
飼育環境で多湿にも注意が必要です。
あまり、湿度が無いのも困りますが、多湿になると蒸れてきますので病気になることが多くなっていきます。
オオアタマガメは飼育水の汚染には弱いため飼育水の水替えはできるだけ毎日行うようにしましょう。
しかし、毎日は水替えできることも少ないためできるようでしたら小さい物でも良いので濾過装置を付けてあげると良いと思います。
オオアタマガメの場合はまだ入荷はありますので飼育できるチャンスはあります。
比較的飼育しやすい種類でもありますので是非一度挑戦してみてください。
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