冷暖房
クサガメの飼育環境で最も良いと言われる気温は23℃から25℃の水温で外気は25℃から28℃ぐらいが最もクサガメが暮らしやすい環境といわれております。
クサガメの多くは河川や池に生息しており、野生化では暑くなれば涼しいところへ移動寒くなれば暖かい場所に移動し冬眠の準備と行いますので野生の個体はクサガメ自身で調整できますが、飼育下では飼い主が調整してあげないといけません。
しかし、気温の調整は最近の日本では空調なしでは室内は真夏であれば30℃を超えますし真冬であれば0度近くになることもあります。
このような場合は人間は快適な温度に感じる気温に設定するために冷暖房をつけます。
この時に注意することがクサガメに直接冷暖房があたらないように注意しなければなりません。
また、空調を付けているとどうしても湿度を下げる働きがありますので飼育水の蒸発も早くなります。
飼育水は小まめにチェックして減ってきたときは必ず足してあげるようにしましょう。
飼育環境は物音がなるべくしないところで
クサガメはイシガメに比べると神経質でもなく丈夫なカメですが、クサガメの飼育環境はなるべく物静かなところを選ぶようにしましょう。
物音がうるさい環境で育てるとクサガメの性格が荒く育つことが多いようです。
これは人間と同じでストレスによるものとも言われております。
クサガメの飼育環境は幼体から育てる場合は場所を変えないように育ててあげましょう。
クサガメの場合は一旦環境に慣れてしまうととても丈夫で健康に育ちますが環境を変えると急に性格が荒くなったり食欲が落ちたりすることも多くあります。
イシガメほどデリケートではありませんが注意が必要です。
照明
クサガメを屋外飼育をされている場合は太陽がありますので照明の心配は不要ですが室内飼育では照明が飼育の中で最も重要な役割を果たします。
クサガメの室内での飼育では室内についている照明では明るくてもクサガメにとっては何の意味もありません。
人間の場合は紫外線を避けますがクサガメは人間と逆で紫外線を多く好みます。
また、適度な紫外線がないと成長段階に支障が起きることもあります。
紫外線は主に甲羅干しの時に役立ちます。
甲羅干しをすることで栄養分が行き渡り、甲羅の表面に付いた菌などを除菌する効果もあります。
紫外線ライトは爬虫類ショップやペットショップデ蛍光灯や電球で販売されておりますが、電球や蛍光灯の種類により照射寿命が違いますので説明書きをよくご覧になってからお使いください。
クサガメの飼育で利用する場合はUV10.0の紫外線ライトで充分な紫外線を浴びさせることができます。
凡その寿命は商品によって違いますが3ケ月から6か月の物が多いようです。
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