行動は単独
クサガメは繁殖期以外は基本的に単独で行動していることが多いです。
繁殖期になるとオスがメスを追いかける姿が見られますが、行動は基本的に単独ですることが多いカメです。
雑種が増えています
クサガメは他のカメとの掛け合わせ固体が野生では多くなってきております。
中でもクサガメとイシガメのハイブリット固体をウンキュウといいます。
このウンキュウはクサガメ型ウンキュウとイシガメ型ウンキュウと二通りに分けられており、クサガメの血が強いかニホンイシガメの血が強いかで変わってきます。
ウンキュウは珍しいといわれていますが、最近では多くのウンキュウが出回っているようです。
クサガメの冬眠
クサガメは寒い冬を生き抜くために冬眠します。
この冬眠は水中の泥の中や水気が多い陸場の土の中に潜って冬眠をします。
クサガメの場合は冬眠前にとても食欲旺盛になり、動物性のものや植物性のものを何でも良く食べるようになります。
ペットとして飼育する場合は気温が低下してくる時期になる前から室内で飼育するようにして冬眠をさせないように育ててください。
冬眠をさせるためには本来は栄養を多く取らせた後に絶食をさせなければいけません。
胃袋に食べ物が残っていると冬眠中に腐敗することがあるため飼育下で冬眠させるときは絶食期間を2週間程度設ける必要があります。
この絶食のさせ方も難しく、気温が高めだと餌を欲しがりますので空腹状態にさせることが難しいです。
飼育下で冬眠をさせる際は必ず屋外飼育をするようにしてください。
飼育初心者には絶食をさせることは不可能なため冬眠をさせないように室内で飼育を行ってください。
クサガメの冬眠明け
クサガメを冬眠させた場合は水替えなど一切せずに様子を見ます。
飼育水が蒸発などにより減ってきたと思われる時にはそっと追加してあげてください。
この時はゆっくりしないと目覚めてしまうことがあります。
万が一目覚めてしまった場合は再度冬眠に入ることは飼育下では難しいため室内飼育で加温させてから育てましょう。
クサガメが冬眠から明ける時期は早い地域では3月下旬遅くても4月下旬には冬眠から目覚めるようです。
飼育下では自然環境より水損の上昇が早いため冬眠明けが飼育下の方が早くなると言われております。
冬眠明けでまずすることは餌です。
冬眠明けてすぐは動きが鈍いので食欲もありませんが、時間が経てば動きが鈍かった時が嘘のように何でも食べてしまいます。
冬眠中は何も食べずにいたため食欲はものすごい勢いです。
この時のちゅういですが、良く食べるからといって餌を与え過ぎてはいけません。
餌の与え過ぎは消化不良の原因になります。
飼育家電お冬眠明けでの餌やりは何回かに回数を分けて少量ずつ与えるようにししょう。
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