生息数が年々減少しています
日本にはイシガメとクサガメが各河川や池に生息していますがイシガメはほぼ絶滅危機になっており見かけることが稀になってきています。
クサガメはイシガメほどではありませんが年々生息数が減ってきております。
クサガメとイシガメといえば何十年も前であれば近所の河川でも良く見かけていたカメでした。
生息数の減少の主な原因は色々言われております。
一つ目は地球温暖化によるために生息地の環境がクサガメに合わなくなってきた。
2つ目は外来種による生態系が破壊されてきていること。
3つめは人間による乱獲です。
この3つの中で今、一番クサガメに影響を与えていると言われているのが外来種により生態系が崩されたという点です。
外来種で代表的なカメはアカミミガメですが、クサガメの生態系に影響を与えているのはクサガメだけではありません。
最近では一部の地域で悪い面で話題となっているヌートリアです。
ヌートリアはネズミが大きくなったような生き物で草食性とも言われていることもありますが、雑食性でなんでもよく食べます。
農作物が荒らされて農家の方々は困っているようですが、クサガメにもヌートリアが出てきてから生態系に影響が出てきています。
特にクサガメの幼体はヌートリアに影響が出ているようです。
クサガメ絶滅から守るには
日本のカメではイシガメは、ほぼ絶滅に近い状況ですが、クサガメは年々生息数が減っていっているといってもイシガメに比べるとまだまだ生息数は多いです。
しかし、クサガメは今から保護活動を始めないと手遅れになります。
あまり自然に人間が手を加えては良くないと言われる方がいますが、それは考えようです。
絶滅の危機までは人間が関係していることが多いため保護活動は人間の手で助けてあげることがこれからは必要になってくると思います。
クサガメを絶滅の危機から守るためには魚などを放流してから育てているところがあるように、クサガメやイシガメも幼体を放流してあげることが必要になってくると思われます。
また、外来種であるアカミミガメおよびヌートリアの捕獲を日本全体で行わないと外来種だらけになってしまう可能性が高くなっています。
クサガメだけではありませんが日本に生息している生き物を今後日本全体で守っていかないとゼ梅津までのスピードは速まり自然は待ってはくれません。
クサガメとイシガメ
クサガメとイシガメは自然界でも同じ環境で暮らしていることがあり、交尾をすることもあり、ウンキュウという種類でカメの名称としてあります。
いまではウンキュウは自然界で見ることは幻に近いようになっています。
昔はウンキュウが多い時代もありましたがウンキュウは今では繁殖個体しか見ることが難しくなってきております。
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