爬虫類の中では長生きをすると言われているカメの仲間ですが、カメの仲間には水棲ガメとリクガメがおり、水棲ガメの中にもドロガメやニオイガメなどたくさんの種類に分けることができます。
今回はたくさんの種類がいます水棲ガメの中でもドロガメの仲間であるサソリドロガメについて記載させていただきます。
このサソリドロガメはノドジロドロガメなど色々な呼び名が種類ごとでされておりますが、基本的には飼育方法はまったく同じです。
ドロガメの仲間ではトウブドロガメやキイロドロガメなど多くのドロガメの種類がいますがサソリドロガメはこれらのドロガメのなかでも流通が少なくドロガメの中では高価なカメです。
サソリドロガメは中米に生息しており広範囲に生息地が確認されております。
しかし、生息数は少なく、入荷数も昔に比べると激減しました。
サソリドロガメの特徴としては甲羅に目立ったキールがないというところが特徴です。
ドロガメの亜種で微妙に色や形が違ってくるのもいますが、すべて飼育方法は同じです。
サソリドロガメは食性は肉食で自然下ではザリガニや小魚などを好んで食べております。
このサソリドロガメは飼育環境がとても幅広い環境で飼育できるため日本で飼育する際も屋内飼育であれば特に加温する必要も無く飼育ができます。
しかしサソリドロガメだけではありませんが、どれだけ強いカメでも幼体の時にはヒーターなどで加温をして20℃以上を保たせましょう。
大きさも成体ではあまり大きくなることもなく10cm程度ですので60cm水槽で飼育が可能です。
若干性格が荒い面がありますので複数飼育には向かず単独飼育をお勧めします。
飼育環境で必要な器具は紫外線が入っている蛍光灯が必要になります。
爬虫類の多くは強い紫外線を好みますので紫外線ライトは必ず用意しておきましょう。
紫外線不足による皮膚病や甲羅の軟化が発生すると完治が難しいため気をつけましょう。
飼育下では陸場は特に広いスペースは要りませんがサソリドロガメの体が入るぐらいのスペースで陸場を用意してあげて、水場は深場を用意しましょう。
サソリドロガメは肉食性でもあり、餌を与えるときは冷凍赤虫や冷凍海老、乾燥えびなどを中心に与えると良いでしょう。
サソリドロガメで良くある病気は水棲ガメで多い皮膚病が多いです。
また、カルシウム不足による甲羅の軟化や欠けが稀に起こることもありますが、紫外線ライトと乾燥えびなどを与えていると滅多に起こることはありません。
ドロガメの中でも飼育はしやすいのがサソリドロガメの特徴でもありますので飼育される方は大切に飼育してあげてください。
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